茨の木

著者 :
  • 幻冬舎
3.73
  • (23)
  • (42)
  • (42)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 203
感想 : 45
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344015012

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 非常に読みやすく良い読後感が残る。
    物語全体に漂っているやさしさやまじめさが心地よく、親子愛、兄弟愛、人間愛で満たされている。
    「さだまさし」という歌手としての先入観があり、そんなに期待はしていなかったが、良い意味で裏切られた。面白い。
    さださんの底知れない才能を感じる。

  • 父親の残したヴァイオリンの作者を探すことで、自分の過去と向き合う男性の物語です。
    この前作の「眉山」を含め「精霊流し」「解夏」と、すべての作品が映画化やドラマ化がされてきていましたが、
    流石にこの作品は取り上げられませんでしたね。
    確かに、感動作という内容ではないと思います。
    私自身、さだまさし氏の作品の中では、一度読めばいいかという感じです。

  • 12/13/09図書館

  • 父の形見として遺された遺品が仲たがいをしていた兄から突然送られてくる。
    こうして、それに纏わる旅がはじまる・・・
    さだまさしさんのバァイオリンを巡るエピソードを軸に展開する
    ロードムービー風な素敵な物語。

  • 借本。
    やさしさがたっくさんつまった本。
    少し消化不良なところもあったりなかったりするけど、おすすめ。
    料理がおいしくなるおまじないは、「てしょーざら」で(笑)

  • 2008/10/24 読了

  • さだまさしの小説は読む前は期待していなかったけれど、今まで読んだ3冊はいずれもよかった。読後感がいつも気持ちがスッキリとする。彼自身がスコットランドへ彼の父親が買ってくれたバイオリンを探しに行くドキュメント番組をテレビで見たことがあるけれど、その事実が元になったことは間違いない。

  • 2008-6-80

  • 読書中…

全45件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

一九五二年長崎市生まれ。シンガーソングライター。二〇〇一年、初小説『精霊流し』がベストセラーとなる。『精霊流し』をはじめ、『解夏』『眉山』アントキノイノチ』『風に立つライオン』はいずれも映画化され、ベストセラーとなる。その他の小説に『はかぼんさん―空蝉風土記』『かすていら』ラストレター』『銀河食堂の夜』など。

「2021年 『緊急事態宣言の夜に ボクたちの新型コロナ戦記2020』 で使われていた紹介文から引用しています。」

さだまさしの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×