- Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344015012
感想・レビュー・書評
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非常に読みやすく良い読後感が残る。
物語全体に漂っているやさしさやまじめさが心地よく、親子愛、兄弟愛、人間愛で満たされている。
「さだまさし」という歌手としての先入観があり、そんなに期待はしていなかったが、良い意味で裏切られた。面白い。
さださんの底知れない才能を感じる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
父親の残したヴァイオリンの作者を探すことで、自分の過去と向き合う男性の物語です。
この前作の「眉山」を含め「精霊流し」「解夏」と、すべての作品が映画化やドラマ化がされてきていましたが、
流石にこの作品は取り上げられませんでしたね。
確かに、感動作という内容ではないと思います。
私自身、さだまさし氏の作品の中では、一度読めばいいかという感じです。 -
12/13/09図書館
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父の形見として遺された遺品が仲たがいをしていた兄から突然送られてくる。
こうして、それに纏わる旅がはじまる・・・
さだまさしさんのバァイオリンを巡るエピソードを軸に展開する
ロードムービー風な素敵な物語。 -
借本。
やさしさがたっくさんつまった本。
少し消化不良なところもあったりなかったりするけど、おすすめ。
料理がおいしくなるおまじないは、「てしょーざら」で(笑) -
2008/10/24 読了
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さだまさしの小説は読む前は期待していなかったけれど、今まで読んだ3冊はいずれもよかった。読後感がいつも気持ちがスッキリとする。彼自身がスコットランドへ彼の父親が買ってくれたバイオリンを探しに行くドキュメント番組をテレビで見たことがあるけれど、その事実が元になったことは間違いない。
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2008-6-80
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読書中…