こっこさんの台所

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 410
感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344017177

作品紹介・あらすじ

生きることへの想いを謳い上げるように綴ったエッセイ、心と身体に沁み入る季節のオリジナルレシピ、"かわいい"に囲まれた日々の暮らしの表情、ロンドン、アイルランド、パリ、沖縄への旅の記録…。歌うたいCoccoのすべてが詰まった"愛"のメッセージ。

感想・レビュー・書評

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  • こっこさんのエッセイや写真がたっぷりで、フルカラーの紙面がほっこりかわいいです。
    レシピ集としては、各個別レシピが目次になく、目次では季節のレシピとして季節ごとに一括でまとめられているので、少し使いにくかったかな...。目次から直で引けないので、作って美味しかったレシピは自分で見出しをつけました。

  • アイリッシュブレッド!

  • 「固い」と言われたら「歯にいいのよ」と言い返し、「パサパサしてる」と言われたら「紅茶が美味しくなるでしょう?」と微笑む。「甘くない」と言われたら「あら、ジャムを塗ると美味しいのよ」と堂々と。

    Coccoの作るひと味効いたレシピと、素敵なアドバイスが嬉しい作品。

  • 料理は手の温もりで出来てるんだ、料理は生き物なんだ、ということがひしひしと伝わってきた。
    挿絵の写真がびくんと心に響く瞬間をたくさん感じた。

  • 分量はちょー適当だし、普通のスーパーに売ってなさそうな食材も出てくるけど、レシピというよりはcoccoのライフスタイルとか考え方を台所の視点から眺める本。

    ただ、穏やかなページの中にもゾッとする言葉がある。
    「与えたい欲求がエスカレートすると 自分は”摂取すること”を忘れます。私の体は時に 食べることを止めてしまうのです。」
    なんかわかる気がするのは私だけでしょうか。

  • 鮮やかな写真やイラスト。
    こっこの軽快な文章は読んでいて楽しい気分にさせてくれる。
    こんなにも生きること、食べることと向き合っているこっこ。
    レシピは私には馴染みのないものばかりでよく解らなかったけど、彼女が生きるために五感をフルに使って見つけ出したものなんだろう。

  • 料理はおいしそう、でも少し面倒そうなものが多かったけど、「それでも、私は台所に立ちます」の言葉に救われた。私も日々、何にもできてないし努力もしてない。でも、料理は確かに、日々私が最初から最後まで完結させていることだなと。これからは、もっと愛をもって料理できそうな気がした。

  • Coccoの人柄が出ているような、ざっくりで、でも美味しそうな料理たち。

  • エッセイといい料理といい、ボリュームたっぷりな本。
    ピーチクランブルぐらいしか作れる自身がない(^_^;)

    一気に読むのは到底無理なので、少しずつ時間をかけて読み直そうと思います。

  • あたたかで、幸せで、愛情溢れる本。
    レシピもたくさん載っているのだけど、料理に関するエッセイという感じが強いかも。
    料理がしたくなり、料理が食べたくなる


    生活するということ。

    おばちゃんの「料理は遊び」っていう言葉、いいなー

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著者プロフィール

1977年、沖縄県那覇市出身。アーティスト。
シンガーソングライター・女優・絵本作家・エッセイストなど多方面で活躍。透明感のある独特な存在感を持つ。
絵本には『南の島の恋の歌』『南の島の星の砂』(共に河出書房新社)が、エッセイ集や小説『ポロメリア』(幻冬舎)などもある。

「2019年 『みなみのしまのはなのいろ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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