- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344020832
感想・レビュー・書評
-
子供についての対談。現代の環境から、その理由やこうあるべき等導となるような内容。客観的、理論的な内容なのでなんだか弱ったときに読むと「あぁ、そういうものか」と客観的にみることができると思う。子供は田んぼ、自然に育つので親は手入れをしてやればいい、子供は自分の力で生きていけるとものということ。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うまく言えないだけで子どもはよくわかっていると書かれていた部分が心に響いた。
自分が幼かったころ実感としてあったので、
自分の子どもと対するときにはいつも心にとどめておきたいと思う。 -
379.9
子育て論、母性について -
子育ての内容に全て直結するけど、遠い内容も多いような。
でも、全てがなかなか興味深かった。 -
養老孟司先生と小島慶子さんの対談本。
別に子供がいるわけではないけど、この二人の対談が読みたくて。
小島さんの前の本「女子アナ以前」でも思ったけど、自分たちの世代って、親から教わった高度成長期の価値観と、現実とのギャップってあるよなぁ。 -
子どもは自然と同様、思うようにならないもの?
イクメンへのコメントを求められた養老さんが、「気持ち悪い、ゲイが増えるだけ」と言っていたのが一番印象に残ってしまった。。 -
現代の子育ての歪みをバサバサと小気味よく切り倒してくれるような一冊。
-
養老孟司さんと小島慶子さんの、子育てに関する対談。
主には養老さんの独特の考え方に対して、小島さんがそれに共感していくというかたちで話が進んでいく。
おもしろいにはおもしろいけど、「めちゃくちゃ新鮮!」っていうような話はなかったかな。
でもいろんな話を繰り広げてくれているので、自分の考える材料にはなる本だと思います。
子育ては自由に、肩の力を抜いて、自分自身にも子どもにも、あまり期待しすぎないようにするという感覚が必要な気がしました。 -
養老さんも小島さんも毒舌が魅力の人だと思うのですが、この本では、酸とアルカリを混ぜたよう、というか、どうもその毒が弱まっているようです。小島さんが頑張ってここまで聞いた、とも評せるかもしれませんが。
とはいえ、子育ては、日本型の自然のようなもの、という話の持っていきかたには納得です。手入れが必要だけど、思い通りにはならない半自然。
この噛みあわなさも含めて、子育てと人の百人百様を味わえばいい。 -
私自身、私立中学受験・私立高校受験を経験し、どちらも失敗しました。自分の子どもが生まれた時、私と同じように育てるのは嫌だと思いながら、これでいいのか?と悩みもしました。
この本は私がしてきた育児を「それでいいよ」と後押ししてくれるものでした。
でも、早期教育を否定するような内容なので、人によっては馴染めないかもしれません。