絵になる子育てなんかない

  • 幻冬舎
3.42
  • (15)
  • (20)
  • (37)
  • (9)
  • (3)
本棚登録 : 264
感想 : 41
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344020832

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 子供についての対談。現代の環境から、その理由やこうあるべき等導となるような内容。客観的、理論的な内容なのでなんだか弱ったときに読むと「あぁ、そういうものか」と客観的にみることができると思う。子供は田んぼ、自然に育つので親は手入れをしてやればいい、子供は自分の力で生きていけるとものということ。

  • うまく言えないだけで子どもはよくわかっていると書かれていた部分が心に響いた。
    自分が幼かったころ実感としてあったので、
    自分の子どもと対するときにはいつも心にとどめておきたいと思う。

  • 379.9
    子育て論、母性について

  • 子育ての内容に全て直結するけど、遠い内容も多いような。
    でも、全てがなかなか興味深かった。

  • 養老孟司先生と小島慶子さんの対談本。
    別に子供がいるわけではないけど、この二人の対談が読みたくて。
    小島さんの前の本「女子アナ以前」でも思ったけど、自分たちの世代って、親から教わった高度成長期の価値観と、現実とのギャップってあるよなぁ。

  • 子どもは自然と同様、思うようにならないもの?

    イクメンへのコメントを求められた養老さんが、「気持ち悪い、ゲイが増えるだけ」と言っていたのが一番印象に残ってしまった。。

  • 現代の子育ての歪みをバサバサと小気味よく切り倒してくれるような一冊。

  • 養老孟司さんと小島慶子さんの、子育てに関する対談。
    主には養老さんの独特の考え方に対して、小島さんがそれに共感していくというかたちで話が進んでいく。
    おもしろいにはおもしろいけど、「めちゃくちゃ新鮮!」っていうような話はなかったかな。
    でもいろんな話を繰り広げてくれているので、自分の考える材料にはなる本だと思います。
    子育ては自由に、肩の力を抜いて、自分自身にも子どもにも、あまり期待しすぎないようにするという感覚が必要な気がしました。

  • 養老さんも小島さんも毒舌が魅力の人だと思うのですが、この本では、酸とアルカリを混ぜたよう、というか、どうもその毒が弱まっているようです。小島さんが頑張ってここまで聞いた、とも評せるかもしれませんが。
    とはいえ、子育ては、日本型の自然のようなもの、という話の持っていきかたには納得です。手入れが必要だけど、思い通りにはならない半自然。
    この噛みあわなさも含めて、子育てと人の百人百様を味わえばいい。

  • 私自身、私立中学受験・私立高校受験を経験し、どちらも失敗しました。自分の子どもが生まれた時、私と同じように育てるのは嫌だと思いながら、これでいいのか?と悩みもしました。
    この本は私がしてきた育児を「それでいいよ」と後押ししてくれるものでした。
    でも、早期教育を否定するような内容なので、人によっては馴染めないかもしれません。

全41件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

養老 孟司(ようろう・たけし):1937年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士(解剖学)。『からだの見方』でサントリー学芸賞受賞。『バカの壁』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。同書は450万部を超えるベストセラー。対談、共著、講演録を含め、著書は200冊近い。近著に『養老先生、病院へ行く』『養老先生、再び病院へ行く』(中川恵一共著、エクスナレッジ)『〈自分〉を知りたい君たちへ 読書の壁』(毎日新聞出版)、『ものがわかるということ』(祥伝社)など。

「2023年 『ヒトの幸福とはなにか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

養老孟司の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
大野 更紗
池井戸 潤
村上 春樹
國分 功一郎
内田 樹
村上 春樹
ウォルター・アイ...
落合博満
冲方 丁
朝井リョウ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×