おひとりさまで幸せになる人、ならない人

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344021204

感想・レビュー・書評

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  • 20代で知っておきたい備えの秘策、30代の賢いお金の貯め方、40代で利用すべき人間関係…。この本は『おひとりさま』と呼ばれる女性たちがいかに生きて、死ぬか。その知恵や処世術を紹介したものです。

    この本は女性の「おひとりさま」がいかにして人生をまっとうできるかというものです。そんな本を何で男の僕が読んでこうして感想をアップしているのか?という疑問があるかとは思いますが、それはさておいて、配偶者や子供にめぐり合うこともなく「おひとりさま」で自分の人生を終える、ということはここにかかれてあるようないわゆる「防衛線」を十重二十重に張っていかないとできないものだということがそれこそ 徹頭徹尾にわたって書かれており、ページを開きながら思わず「うーん」とうなってしまいました。

    老いていく親の介護、自分の生活資金や仕事。住まいや恋愛にいたるまで、「ここまでせんといかんのかい!」と言いたくなるほどの細かさで、ここに記されている過程をクリアすることが「楽しみ」にできるような方は「おひとりさま」の生涯を楽しめるのではないのでしょうか?

    「いかにして個人が国や社会に依存しないで生きていくのか?」
    今や「寄らば大樹の陰」や「大企業に入社したり公務員になれば一生食いっぱぐれない」なんて時代は当の昔に過ぎ去っていったからこそ、ここに書かれてあることを参考にこれからの世界を生きなくてはならないのか、と思うと読み終えた後に少し憂鬱になってしまったことをここに告白いたします。

  • 老後のために40代から趣味をそして極めるレベルにしようは参考になりました。ただ個人的にはお金をかけずに続けられる趣味がいいかな。あとアベノミクス前の本なので投資や不動産など情勢がかなり変化しているのであまり参考にはならないかも。高齢者になったときのリアルな心がけのようなアドバイスは役に立ちそうです。もう一度読み返そうと思います。

  • 基本出来る女基準の気がする。
    でも、お金を増やすノウハウや考え方としては参考になるかも。

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著者プロフィール

生活経済ジャーナリスト。城西国際大学院准教授
1968年生まれ。豪ボンド大学院MBA。桜美林大学院博士。国際線客室乗務員、NHK契約キャスターを経て、2003年、桜美林大学北東アジア総合研究所客員研究員。19年、城西国際大学准教授。「日本を変えるプラチナウーマン46人」(小学館)にも選ばれる。TVコメンテーターとしてメディア出演多数。夕刊紙、オンライン誌などで連載・コラム執筆。

「2020年 『ひきこもりは“金の卵”』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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