禅が教えてくれる 美しい人をつくる「所作」の基本

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344021891

感想・レビュー・書評

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  • 美しい心は、まず姿勢から。読んだ端から実践できる内容が満載の一冊。とりあえず背筋が伸びる。

  • すぐに実践
    呼吸
    姿勢
    問題に対する適切な悩みのレベルは朝
    清潔感
    言葉
    早起き

  •  禅の考え方はシンプルで美しい。何かにすがるわけではなく、ただひたすら励むのみ。なものを捨て去り、一心不乱に目の前のことに集中する。そこに今まで気づかなかったものに気づいたり、見えたりする。そこに美しさや畏敬の念を見いだすのだろう。世の中にある偉大なものは、シンプルであり、美しい。無駄を省いて、その中にある本質を見抜ける人は、真に美しい人であろう。

  • 善く生きるためには、まず所作を整えるべきと心得ました。
    今回読んだからというのではなく、普段から「姿勢」には気を付けながら、歩きそして仕事をしていますが、本書では仏教の考え方を交えながら、容易に所作を整えられる心持ちにしてくれると思います。

  • 曹洞宗の禅僧であり、庭園デザイナーや多摩美術大学の教授を務められる桝野俊明さんが、「威儀即仏法 作法是宗旨」という禅の言葉から、所作の全てを整えることが心も身のこなしも綺麗になり「美しい人」になれますよと説いた一冊。

    ・姿勢を整えましょう
    ・朝起きたら、窓を開ける
    ・パソコンのデスクトップの整理法
    ・手拭いを使おう
    といった、ちょっとした日常生活での薦めを、禅の言葉を交えて3,4頁で伝えています。文章は非常に穏やかで、なんだか祖父母と和室でお茶を飲みながら会話しているような気持ちになってしまいます。

    当たり前やん、それは書いている人の思い込みやんと斜に構えて読んで、薄い一冊とするか、自身の生活を振り返って、一つ一つを心にとめるか、単なるノウハウ集ではなくシンプルでありながら奥の深い一冊だと感じました。

    「あるべきものが、あるべきところに、あるように、ある」のが自然というもの。
    所作を整えることを少しでも意識に入れることができるようにしたいものです。

  • ちょっと想像と違った。
    イメージではわりと画像とかで説明が入っているかなと思ったんだけど、ほんとに基本の基本を文章で禅作法として紹介している。
    これはこれで、ありだけど。

    姿勢は基本なんですね。
    それと、腹八分。
    あと、あいさつ。

  • 曹洞宗のご住職が語る美しい所作のあり方。それはテクニックよりも、心、気持ち、思いやりに根ざすもの。日本文化の素晴らしさを思い出させてくれ、自然に、自分らしくある、ゆとりをもった本格的な生活の魅力を感じさせてもらった。
    所作に込められた意味を知り、自身の所作がそれをきちんと表現できているか意識しなくても確認できているようでありたい。
    13-98

  • 一章がとても読みやすい量と文章ですので、自然と内容が理解できました。

  • 2013.6.22

  • たまたま手にとって読みました。実は今人気のお寺の住職で造園デザイナーの枡野さん。禅の基本的な考え方を身近な生活に置き換えるとこうなるんだ。と思いながら読みました。
    妙に納得するフレーズもいっぱいありましたが、共感できないこともあった。でもそれは、自分の中で「こういうことかな?」と解釈して自分の考えで置き換えながら読みました。
    心が乱れている時、少し自分の心が傲慢だなあと感じた時、心を静めるために、読みたい本です。

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著者プロフィール

枡野俊明(ますの・しゅんみょう)
1953年神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学名誉教授。大学卒業後、大本山總持寺で修行。禅の思想と日本の伝統文化に根ざした「禅の庭」の創作活動を行い、国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。2006年『ニューズウィーク』日本版「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。近年は講演活動や執筆も積極的に行い、ベストセラー・ロングセラー多数。

「2023年 『仏にゃんのふわもこやさしい仏教の教え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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