大事なことほど小声でささやく

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1182
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344023963

感想・レビュー・書評

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  • 悩みを抱えている皆のことを、大きな体と心で優しく受け止めてくれるゴンママがとても好き。そのゴンママも心に苦しさを抱えているけど、周りの皆が優しく支えてくれてる。こんな温かい人間関係に憧れる。作中に次々登場するカクテルの意味を知っていくのも読んでて楽しかった。

  • 通称「ゴンママ」と呼ばれるおかまマッチョとその周囲の人々の話。

    マカンマランをもう少し下品にした感じ、という印象。笑
    生きてると悩みは尽きないけど、生きていないと未だ知りえない喜びや幸せは感じられないから、前向きに生きていこう、と改めて思った。

  • オカマのスナックのママを中心に、スポーツジムに通う仲間達のそれぞれの話が連作になってます。

    登場人物はみんな味が有って基本良い人の話なので、構えずに気楽に読めると思います。

    個別に話が展開しながらも、前の話と何となく繋がってたりして面白いです。

    みんな誰かのために何かが出来る人ばっかりだとこんなに過ごしやすい空間が出来るのか、という感じですね。現実にはなかなか難しいと思いますが。

  • ちょっとばかり、私の大好きな『シャール』さんに重なるとこがあったけども…
    でも、全体的にとても素敵なお話やった。
    そして、とても素敵な言葉達が詰まった本やった。
    スっと心の中に入ってきてほっこりした。
    こんなジムがあったら私も行きたいなぁぁ。
    そしたらシュッとなるな。。

    心があったかくなる、素敵な本でした。

  • 他の作品にも登場する人の物語もあり森沢作品愛好者の心をくすぐる。

  • 自分も応援されている様な気になる心温まるストーリー

  • こんな人たちと知り合えたらしあわせなんだろうな
    ゴンママの言葉によってそれぞれ救われる

    黒猫のチロちゃん

  • #進む針阿吽を生きる筋肉と育ちキューバリブレで乾杯

  • 誰にでもわかる言葉で、個性的な人たちの人生を語っていく。こころ温まる物語たち。

    父と娘、真面目すぎる漫画家、10代の恋、娘の早逝、若手世代との仕事、ママの孤独。どれも良かった。

  • 誰にでも物語はあって、みんなそれを精一杯生きてるんだなと思わせるお話。
    先日読んだ「マカン・マラン」と舞台が似てるなーと思いながらも内容は違うので問題なく楽しめました。
    カクテル言葉って素敵。少し勉強してみようかな。

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著者プロフィール

1969年千葉県生まれ、早稲田大学卒業。2007年『海を抱いたビー玉』で小説家デビュー。『虹の岬の喫茶店』『夏美のホタル』『癒し屋キリコの約束』『きらきら眼鏡』『大事なことほど小声でささやく』等、映像化された作品多数。他の著書に『ヒカルの卵』『エミリの小さな包丁』『おいしくて泣くとき』『ぷくぷく』『本が紡いだ五つの奇跡』等がある。

「2023年 『ロールキャベツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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