- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344024212
作品紹介・あらすじ
愛妻の死を契機に、第二の人生を楽しむ決心をした整形外科医の「気楽堂」こと、国分隆一郎、73歳。突然襲われた、回復しようのない性的不能-。絶望と孤独のどん底に突き落とされた彼の前に、亡き妻の面影をしのばせる女性が患者として現れる。シニア世代の恋愛観、人生観が一変する渡辺文学の到達点。
感想・レビュー・書評
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淳一先生の遺作がこれって、キューブリックの遺作が「アイズワイドシャット」だったのを思い出すなあ。
この執念、このかわいげ、草食男子に分けてやってくれ。
星は作家リスペクト分。小説としてはEDと、「挿入なしで女性を満足させるには」のウンチク中心で、ウヘァ……って感じ。
でもやっぱり、なんかかわいげがあるんですよね、淳一先生の書く恋狂いの男性は。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
男目線で書かれた女の人への本能的な気持ち。
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山陰中央新報で読む。読者からの不評が相次いだに違いなく、連載小説はこだま欄の下段が定位置 だったのに、この連載の途中から日々なるべく読まれないページを模索して掲載されていたのが笑えた。
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まだ自分には先の話のようだが、男女関係の奥深い部分は理解出来た。
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途中で断念。老いらくの恋の話かと思ったら延々EDのことが書かれてて読み進めるのはムリでした。
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新聞連載が突然休止に!とか、あの渡辺淳一が禁断の老いらくの恋を描いた!とか話題になったのを覚えています。
んー~_~;どこが?ハウツー本か?しかも超古いハウツー(苦笑)星なんか付けれませんよ。 -
がっかりもいいとこ。
淳一先生はもう恋愛小説は書けないの?
「不能」か「可能」か、なんてどうでもいい。
大人の、老年の恋愛小説を読みたい。
出てくる女性も、オトコ好みの女性ばっかり。
あー、がっかり。 -
これは小説じゃない… でしょう
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渡辺淳一最後の作品
単なるエロ小説 -
なんか知らんが貰った。
渡辺氏の作品は評伝と医療系しか読んだことがないのでドキドキ…(何
追悼・渡辺淳一。 -
はぁ、なるほどね。日刊ゲンダイの連載ものですか。
速水御舟もこの小説の表紙を飾るとは、
夢にも思わなかっただろうな。