おかげさまで生きる

著者 :
  • 幻冬舎
3.23
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本棚登録 : 543
感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344025950

感想・レビュー・書評

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  • 20140928 ある面、医者は一番死に近いのだと思う。だからこその内容なのだが死に関する話題はどうしても宗教色を帯びてしまう。どう捉えるかは読む人次第か。

  • 本屋で衝動買い。
    仏教の考え方に近い感じだ。

  • チェック項目8箇所。死に対する誤解や恐怖心は、それが未知なるものであるから生まれます、死んだらどうなるかを知らないからです、まずは「あり得ない」という考え方を、自分の中から追い出してください、この世はわからないことだらけです、人間が知らないことのほうが多くて当然なのです。一人の医師として、これだけはお伝えしたいと思います、死は誰にとっても、残念な結果ではありません、ただし、多くの医師の中に「残念な結果」という考え方がまだ根強く残っていることは否めません。医師や薬がどんな病気でも完全に治すわけではないし、永遠の寿命はどこにもありません、この言葉が本当に理解できるのなら、私たちがやるべきことはたった一つです、それは、今を全力で生き、今を全力で楽しむこと、たったそれだけです、そこに集中しましょう。死に(逝く)場所に違いはありません、残った方の務めは、亡くなった方が遺した歴史を振り返ること、自分とその方が共有した時間を思い出すこと、旅立つ方の晴れ晴れとした気持ちを、静かに実感してあげてください。若狭への執着は限界は知りません、しかし、誰もが必ず、老い、他界します、いきなりすべての執着を捨てることは無理ですが、年齢を重ねるごとに逆にエイジング(加齢)を楽しむ余裕を持つことは、そう難しいことではないはずです。必要以上にそれらを欲することは無明にほかなりませんが、ある程度、身につけることで他人が気にならなくなります。証拠がないとか紙に書かれていないからといった理由で、現代人はいとも簡単に口約束を反故にしますが、口からいったん出た言葉には大きな責任があるのです、それは下手な約束、失礼な言葉を決して口にすべきではないという意味であり、「言霊」を重要視してきた先人たちの叡智です。私が若い人に伝えたいのは、誰かの言葉に左右されないで欲しいということ、誰かの言葉に振り回されないで欲しいということです、迷った時、あるいは悩んだ時は、どんなに周囲と相談しても、最後は自分の胸の内と静かに対話してください、そこから聞こえる声があなた自身です。

  • 急ぐことはない、焦ることもない。答えは出すものではなく、出るものです。

  • 東大医学部の教授で、自らも現場で治療にあたる著者の人生訓。毎日人の生死に向き合ってる人からの言葉だと思うと重みもより一層強く感じた。

  • 新聞広告でみた
    よさそう、よみたい

  • 精神世界でも広く浅く茫洋であまり納得できなかった。期待ハズレ。

  • 今までもおかげ様で〜生きてきました。人によっては変な顔する方もいらっしゃいましたが、これからもおかげ様で〜で生きていきたいと改めて思いました。

  • 今を懸命に楽しみながら生きること。生きてるってすごいことなんだもんね・・・

  • 前向きに生きましょう。

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著者プロフィール

矢作直樹(やはぎなおき)
東京大学名誉教授。医師。1981年、金沢大学医学部卒業。1982年、富山医科薬科大学の助手となり、83年、国立循環器病研究センターのレジデントとなる。同センターの外科系集中治療科医師、医長を経て、99年より東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および工学部精密機械工学科教授。2001年より東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および医学部附属病院救急部・集中治療部部長となり、2016年3月に任期満了退官。株式会社矢作直樹事務所を開業。
著書に、『悩まない生き方』(三笠書房>)、『人は死なない』(バジリコ)、『おかげさまで生きる』(幻冬舎)、『お別れの作法』(ダイヤモンド社)、『自分を休ませる練習』『自分を好きになる練習』(以上、文響社)など、多数。

「2022年 『身軽に生きるコツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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