男だけど、

  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344028449

作品紹介・あらすじ

「カワイイ」が大好きで、何が悪い!パフェ、星占い、出雲大社、猫、アジアン雑貨…。ぼくの中の「女の子」を満たす旅に出た。女子、大共感の抱腹絶倒エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 言葉のセンスが好き過ぎて、声出して笑っちゃうから、電車で読むのやめて家で読んだ(笑) 同じ体験をしていても、言葉の言い回しだけで、思い出の色は変わって行くのだろうなと感じた。
    心の中に、女の子ちゃんを宿してる筆者の女の子な気持ちすごく共感できた。インスタ映え案件が日々横行する世の中ですが、ただカワイイものが好きで、カワイイ場所でいる自分が幸せで、カワイイの桃源郷を感じたい私って別に恥ずべきものではないはず。インスタ映えのカウンターになりたい自分を否定して、カワイイものにときめく女の子な自分を全力で肯定してあげようと思った

  • 乙女な男子・ワクサカさんにひとこと:
    かわいい、をカタカナで書くと
    かわいくないよ!

  • 現代日本のエッセイ。男性であり、男性的な論理規範の下で生きている!と自負する著者が、にもかかわらず自分の中の「女の子」的な感性を発見し、そしてそれに逆らわず日々を暮らしている様を、まあ比較的淡々と綴っている。旅行したり、可愛いモノを買ってみたり、美味しいスイーツ食べたり……楽しそうで何よりです。としか。

  • 【選書者コメント】男の人の中にある「女の子ちゃん」が旅行する本。橋男こういう人多そう。
    [請求記号]9100:2684

  • 男である自分のなかに潜む、女の子ちゃん。が、顔を見せるエピソードをエッセイで紹介した本。こんなふうに思うのは本書の意図とはちゃうんかもしれへんけど、こういう感覚って、少なからず誰にでもあるんちゃうかな、と思った。男である、女であるってことははっきり言えなくて、男女の濃淡の間にすべての人間はいるのでは、とか、いまいろんなところで言われているジェンダー的な問題に寄せて考えてみた。いやーしかし、こういうエッセイを書くひとは、とにかく文章がうまくて、うらやましい。とっても読みやすかった。

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著者プロフィール

1983年生まれ。作家・脚本家。主な著書に『中学生はコーヒー牛乳でテンション上がる』『夜の墓場で反省会」『今日もひとり、ディズニーランドで』などがある。

「2022年 『出セイカツ記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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