世界経済のトレンドが変わった! 襲いかかる負の連鎖

著者 : 朝倉慶

• 幻冬舎 (2016年3月10日発売)

感想・レビュー・書評

[meicraneさんの感想 · 2016年3月19日]

筆者は経済アナリストだそうで、株取引のプロの目から見た世界情勢・・といったところです。多少ニュースの裏、を知ることができるので一気に読めました。筆者の本職の株関連は、まあ、しろうとには理解できない世界なんでしょうが、ヘッジファンドの暗躍の話などプロでなければわかならない現実なんでしょう。そういった世界に年金基金や、緩和策でだぶついたお金をつぎ込んで結局彼らの餌食にされたんではたまりません。なんとかミクスの将来が不安になるお話でした。

著者プロフィール

経済アナリスト。(株)アセットマネジメントあさくら代表取締役社長。1954年、埼玉県生まれ。77年、明治大学政治経済学部卒業後、証券会社に勤務するも3年で独立。顧客向けに発行するレポートで行った経済予測がことごとく的中する。故・舩井幸雄氏が著書のなかで「経済予測の超プロ・K氏」として紹介し、一躍注目される。『2013年、株式投資に答えがある』『すでに世界は恐慌に突入した』（以上、ビジネス社）、『株の暴騰が始まった!』『世界経済のトレンドが変わった! 』(以上、幻冬舎)、『暴走する日銀相場』『株、株、株！　もう買うしかない』（以上、徳間書店）など著書多数

「2021年 『株高・資源高に向かう世界経済入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」