- Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344029491
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
食べるか食べないかだけの話ではなかった。
人生観や哲学的なこと、考え方や生きる姿勢なども気づかされることが多かった。 -
一概に食べないことが良いとは思いませんが
食べないことで、世の中の見え方も随分違ってくるんだろうな~と想像できます。 -
ゼロか百かという極端な思考の割には、中途半端な生き方をしている自分なので、ゼロの意見を読んでみました。
最初に思ったのは、図書館で借りたから良いけれど、この内容の薄さで税別1100円とは、高すぎる本だなぁ…ということ。
食べずに自然界にある「気」を栄養にしているようだけど、気から栄養と摂る方法は、おそらく別の本を読むとか本人の講演会に行かなくてはならないのでしょう。
ただ、白砂糖をゼロにするとか、食事の量を減らし質を観直すとかは、そのとおりだな…と思いました。
後半は、よくある道徳とか宗教的な話でした。
子供でも読みやすい文章で、新書として700円くらいの内容の本でした。 -
本書、「不食」に興味があって手に取ったのだが、大部分はスピリチュアル系の自己啓発ものだった。
「不食」に関して分かったことは、
・「食べる量を減らすと頭がさえる」
・「プラーナだけで生きられる」(プラーナは、大気に無限に存在するエネルギー、「気」のこと)
・「過食はストレスを紛らわせるための代償行為」
・「肉食という行為は、その動物の悲しみや恐怖という感情が乗った波動を自分の体内に取り込む行為」
などわずかでちょっと残念。ものを食べず、水も飲まずに行き続けられるなんて、常識的にはちょっと信じられないが、著者が嘘八百を並べているとも思えないので(そんな事をして得るものもないし)、何かしら真実の一端がが含まれているんだろうなあ、きっと。
中盤以降、自己啓発に関しても、「自分が裁けば、相手も裁く」「過去の自分を認めると楽になる」、「私が持っていた怒りや恐怖は、その対象だった彼らの恐怖を増大するエネルギー」、「どんな状況も自分が作り出している」、など、なるほどと思えることを書いているのだが…。
「不食」、「プラーナ」って一体何なのだろう? -
スピリチュアル・自己啓発要素が強めだったのが予想外。だが不食という著者の実践が本当であれば、それで健康体を保っているというのは一般的な信念体系を覆す興味深い事実である。
また、そうであるならば、科学的でないとなんでも切り捨てる近代的自然観を盲信する姿勢を持つのもいかがなものかと考えさせられる。(かといってスピリチュアルに傾倒する気はないが,そもそもプラセボ効果なのでは?)
そして自分はタレブの反脆弱性を信念としているので、大事なのは何かに対して科学的な理屈があるのかそしてスピリチュアルな理屈があるのかではなくそれがもたらす結果か自分にとって良いのか悪いのかだけだと思う。 -
おもしろかった! 持病ゆえに霞を食べて生きていけたらと思ってる私にとっては。
また著者本人が不食だからといって、それを読者に強くお勧めするような内容ではなく、自分はこういう流れで不食にいたったということがたんたんと綴られている印象。しかも半分ほどは生き方について語られている。
体のために食べなければ!と思っている私には肩の力が抜ける良い本だった。 -
普通の人は、真似をしてはいけないと思われる。
-
食べないことというよりは生きるスタンスが語られていて、とても参考になった。