龍宮の鍵

著者 :
  • 幻冬舎
3.36
  • (1)
  • (8)
  • (11)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 63
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (358ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344029774

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 職場のホテルで火事が起きた日に自殺した父。あの日父に何があったのか。ホテルマンになった小麦は父の死の真相を追うことになる…。小麦ちゃんはファザコン的な感じなのかな?ほんのり、映画のダビンチコードっぽい雰囲気。

  • ホテルマンの誇りを知りました

  • 小麦うざいのに、いい女扱い疑問…
    このホテルにその価値があるか。
    旧姓仲野が味方で良かった…

  • 帯の紹介文を見て読み始めた作品だ。したがってこの作家は私にとって、また初めての方だ。しかし、大変面白かった。謎が謎を読む展開と、謎解きの面白さが楽しい。確かに極上のミステリー小説だった。不満があるとすれば、父親が自殺した理由が少し意味不明。それとフリーメイソンをあらすじに出しながら、それの位置づけがこれも弱い。従って内容がテンコ盛りすぎて、少しインパクトが弱い。でも落としどころも、途中から予測でき、収まる所へ収まっているのでマアいいかな。

  • 2時間ドラマ的な雰囲気。
    老舗ホテルを舞台に財宝とかフリーメイソンとか出てくるけど、そんな入り組んだ話でもなくてどんでん返しとかでもなくて、さっくり読めました。

    2016.2.7

  • おもしろかった。
    ホテルの創設者を巡るミステリー。
    舞台は伊勢のホテルという設定で、物語の展開は、ロマンとアドベンチャーを感じるミステリーだった。

    ホテルの再建話「総選挙ホテル」や、創業家からのホテル乗っ取りと放火話「火災調査官」と、本作にモチーフの似た作品を読んだが、本作が最も読みごたえがあった。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

埼玉県出身。立教大学法学部卒。日本テレワークに入社し、「カノッサの屈辱」、「TVブックメーカー」など、フジテレビの深夜番組の演出で注目される。その後フリーの演出家として「料理の鉄人」や「とんねるずのハンマープライス」など、多くのテレビ番組を手掛ける。2014年、『麒麟の舌を持つ男』(後に『ラストレシピ 麒麟の舌の記憶』に改題)で小説家デビュー。同作は二宮和也主演で映画化される。他著作に『キッチンコロシアム』『龍宮の鍵』『歪んだ蝸牛』『生激撮!』などがある。

「2019年 『逆流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田中経一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×