スマホをやめたら生まれ変わった

  • 幻冬舎
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344030060

感想・レビュー・書評

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  • 私の中に響いた内容の抜粋。

    ネタばれあり。






    ・解釈には、時間と空間が必要だ。
     インターネットはその二つを失うように設計されている。

    ・1999年 コロンバイン(高校の銃乱射事件)を見て作者は、
     「すべての暴力はつながりのきれたところから始まることを知った。外へ向かう 暴力はすべて心の内側の孤独から始まる。」
    とあった。
    私たちの多くは、PCやスマートフォンを触るのに忙しすぎて、自分のそばに居る人と関わりあうことができず、人の必要なことには鈍感で、信頼を持つ機会や、驚き、わくわくする機会を失っていく。
     地下鉄のプラットフォームで見知らぬ人と会話を始めたり、近所の人や町の人に援助の手を差し伸べたりしたのは最近ではいつのことだろう?。。。

    作者からの問いかけ。思い浮かべてみたが自分自身いつごろからそういった行いをしなくなったのか定かでない。。。

    地域のコミュニティは希薄である。

    周りの目の届いている範囲内で自分のできる最善を尽くすにはどうするべきか。
    幸せを感じ取りやすくなるよう、スマホのいじりすぎは控えようと感じた。

    分厚い本であると感じたが、読みやすく2時間半で感想。。。。。。

  • スマホをやめるというよりも、インターネットやSNSで見失ってしまっている日々の喜びについて考える本。そういう意味で原題(The Joy of Missing Out: Finding Balance in a Wired World)のほうがずっと内容にふさわしい。

    スマホを気にしすぎるのをやめたいという人には、そのためのプロセスについても書いてあるので参考になるかもしれない。

    個人的にはスマホやネットサーフィンでダラダラとネットをするのは、読書をするのと同じように「逃避」だと思うので、それ自体はまぁいいんじゃないかと思う。そういうのは人には何かしら必要だろう。

    ただSNSやLINEといったつながり系は、もっと個人的レベルで振り回される系が多い気がするので、どこかで線引しておかないと人生そのものを振り回されそうな気がする。

  • ゆっくり生きるほうが、人間らしくて良いのかもしれない。メールより電話、電話より手紙、手紙より会いにいく。手作業、手作り、手伝いとか手がつくことを少しずつしていこう。

  • ➖本書のポイント➖
    ★忙しい生活の不毛に気づきなさい。
    ★私たちはスマートフォンを握って生まれてきたのではないし、自分の死亡通知を自分でツイートするわけではないのに、あらゆる瞬間をそうした類のものに支配されている。
    ★私たちは人と一緒にいても一人ぼっちと言う新しい状態に慣れてきている→そんな事はないと思う。
    ★自分を知り、深めるためにインターネット断ちをしよう。

  • ネット依存に気をつけよう、と思うために定期的にこういう系統の本を読んでいる。

  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00542317

  • これからこのような本がどんどん出てくるであろう。断捨離のスマホ版である。

  • デジタルデトックス(解毒)とは、IT依存症を防ぐため、デジタル機器から一定期間離れる取り組み。
    日本人は平均して週に49時間インターネットを利用、5人に1人(19%)が「インターネットがなかったら3時間以内に禁断症状を覚えるだろう」と回答(シマンテック社による2012年調査)。
    ネットが大切な人との距離を引き離していると。
    生まれ変われそうもにないが、もし生まれ変わってもかえって迷惑…。

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