お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 6171
感想 : 627
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344032156

感想・レビュー・書評

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  • 「はじめに」での文章がよかったので、期待して読み始めたものの・・
    著者は資本主義を補完する「価値主義」という枠組みを提案しているが、個人的な価値だけで経済(利益を生み出す)が回るわけでもない。
    また、著者の経営する会社が「なぜ上場したのか?」への答えとして、資本市場の中でのプレイヤーとして活動して初めてわかったことが、「経済を持続的に発展させていくために必要なシステムだった」そうなのですが、上場する前にわかりそうなことなんだが・・

    こうした底の浅いトンデモ発言が散見されるも、参考になる意見も。

    経済システムが発展するための5要素、インセンティブ、リアルタイム、不確実性、ヒエラルキー、コミュニケーションという指摘。(P51)
    その流れで、日本経済の停滞をヒエラルキーの固定化(大きな政府)によって不確実性(資産や人材の意流動性などの新陳代謝)が失われたためという分析(P102)はわかりやすい。

    とはいえ、この本が新しい何か(考え方)を生み出しているとはとても思えない。

  • 2021/05/30駄本

  •  結論から言うと「雰囲気だけ」。落合さんの本が好きな人にオススメ。イノベーションとかパラダイムとかフューチャーとか沢山載っている。

     たしかに、知識の平易な解説は親切だが、経済や金融や経営の知見を切り貼りして持論を展開している点はまずい。
     意味のとれない文章もちょくちょくある(「定型的な文だが理屈が通っていない文」というか)。
     そして「本の内容」以前に事実誤認が多い。ちゃんと校正にかけたのだろうか? 

     果たして原因は、「著者(佐藤)」か「newspick」か「編集者(箕輪)」か。

  • わかりきった話をダラダラと書いてるだけ

  • いまのタイミングで響かず。また時間おいて、読み直したい

  • お金に関わっている話だったのだろうか。
    ポイントがバラバラに感じた。

  • 中央集権化から分散化へ、資本主義から価値主義へ

    地球上の価値観とかシステムが変わりつつある。その時に自分は何をすれば良いのか、
    を考えさせられる本。

    地球の未来は明るいのかも?と思った。

著者プロフィール

福島県生まれ。早稲田大学在学中の2007年に株式会社メタップスを設立し代表取締役に就任。2015年に東証マザーズに上場。フォーブス「日本を救う起業家ベスト10」、AERA「日本を突破する100人」、30歳未満のアジアを代表する30人「30 Under 30 Asia」などに選出。2017年には時間を売買する「タイムバンク」のサービスの立ち上げに従事。宇宙産業への投資を目的とした株式会社スペースデータの代表も兼務。
『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』(幻冬舎)で「読者が選ぶビジネス書グランプリ2018」リベラルアーツ部門賞を受賞。

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