ぼくときみの半径にだけ届く魔法

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 574
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344032767

感想・レビュー・書評

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  • 私なんかが読んじゃいけない。手を出してしまった私が悪い。

  • 綺麗で繊細なお話。陽の抱いた"幸せすぎて死にたい"という気持ちにこの前出会った。きっとこれからもある、しあわせすぎることが、そんな幸せに出会うためにもっと生きてみよう。(2018/11/25)

  • 偶然撮った彼女は重病を患っていた。その彼女を取り続けていくうちに恋心が芽生えていく。

  • 最初から吹き込まれていく!!!
    陽の登場が目に浮かぶ!!!!
    【本文より】

     ~ここだ。

     ファインダーを覗きながらシャッターを切ろうとした直前 ~ 閉じていた窓のカーテンが動いた。

    閉じた隙間から指がかかる。
    白くて細い女性の指。
    それが左に滑っていき、カーテンが開いていく。

     とっさにズームにした。
    まず、目に飛び込んできたのは、

    溢れるような長い髪。
    それから華蒼な曲線を描く顎。
    ふわりと、そよ風みたいに持ち上がり彼女の顔が薄曇りの光にあたる。

     ぼくは自分の上瞼がぴくりと上がったのを感じた。

  • スッキリする文体。爽やかな感じ。

  • 僕は明日昨日の君とデートするよりも読みやすい
    難しい小説を読むのが苦手な人にもすんなり読める。
    愛されている、愛することが幸せなことだということが伝わる小説だった。

  • 写真家の主人公が、偶然撮影した1枚の写真がきっかけで出会った少女とのラブストーリー。

    ちょいちょい伏線が読んでて見えたけど、最後はハッピーエンドでよかった。

    アニメで映画化しそうだな~。

  • 七月隆文さんの本がもともと好きで、本屋さんでこの本を見つけた時に「買わねば!!!」と思い買いました。


    彼女の病気はとても重く命に関わるもの…

    優しすぎる彼女だからこそかかってしまった世界で1人の病…


    愛の持つ力と大切さをもう一度 思い出させてくれます。

    読み終えるとなんとも言えない温かく、幸せな気持ちに包まれます。

  • 売れない写真家の男性が女性と出会ってからの成長物語
    この作者の文章は読みやすくて、すらすら読める。話も全体的によかった
    色んなことがあるだろうけど、自ら人を信じて愛することの大切さを教えてくれる物語かなと思った

  • 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の作家さんですね。読んだのはこれで2冊目になります。

    『ぼくは明日〜』がああいうタイプのストーリーだったので、タイトルから今度は特殊能力系の話だと勝手に思い込んで読み進めましたが、ちょっと、いや、かなり想像と違ってたみたいです…

    とか言いながら「愛の挨拶」の章はうるっときました(涙)

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著者プロフィール

大阪府生まれ。『Astral』(電撃文庫)でデビューし、ライトノベル、一般文芸などジャンルを超えて幅広く活躍。第3回京都本大賞受賞作『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(宝島社文庫)はミリオンセラーとなり話題を集めた。他の著書に『君にさよならを言わない』(宝島社文庫)、『ケーキ王子の名推理』(新潮文庫)などがある。

「2021年 『100万回生きたきみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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