白いシャツは、白髪になるまで待って

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 93
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (169ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344032972

感想・レビュー・書評

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  • 年をとってからのおしゃれの真髄について語っている。納得できるものと、真似できないなぁと思うものと。おしゃれについて常に考えている人の矜持を感じた。

  • 白シャツ好きとしては、白髪になるまで待てるか!という反発心からこの本を手に取った。
    この本を読み終え、タイトルから感じた少しの嫌悪感は正しかった。スッキリしない。
    カシミアの洗い方は試してみたい。

  • うーん。なんだろう。相性かね。ちょっと難しい。

  • 昔からファンだった人なのに、なんだか読んだあと不快でした。
    どうしてなのか…?

  • 光野桃といえば、斉藤薫と並んで『25ans』のエディター出身。その昔、『ヴァンテーヌ』に夢中になっていたときに読んでいたエッセイスト。どこかで誰かに薦められて久しぶりに手に取った。
    こんなんでいいのかー。って感じ。
    もう読まないかな。
    いいと思った部分は、
    P3
    若く見えることにしがみついているうちは、若者チームの最年長だが、それをきっぱり振り切ると、大人チームの一年生。
    という部分。
    でも、ここに書き出してみて、「大人チームの一年生」って思うことがすでに年齢を意識していることでもあるよね。
    いやはや。

    そしてもうひとつ。
    p164
    可愛いおばあちゃんではなく、格好いいおばあちゃんを目指したい。
    これは賛同。
    若いときから、そして中年~老年期を通して「可愛い」とは縁遠かった人が、いきなり「可愛いおばあちゃん」を目指す必要はないかと。まあ、私のことだが。

  • 2018年11月11日に紹介されました!

  • 歳を取ることで似合うようになる服もあるし、
    年季を重ねることで着こなせる服もある。
    そう知ると歳を取るのも素敵なことだなって思える。本著を読んでそう感じた。

    ざっと流し読み。心に残った点箇条書き。
    ・ワードローブはキッチンと同じ
    ・「可愛いおばあちゃん」ではなく「格好良いおばあちゃん」を目指したい、と書いておられたのが確かに!と思った。ファッションに限らず、若い人に「自分もこうなりたい」と希望を与えられる高齢者になりたいものだ。

  • 【入院中読了6冊目】

    試着は大切とおっしゃっておられた方が、歳を重ね、試着をしないようになって、だからこそ選択眼に磨きをかけるとか、歳を重ねていくことでおこる変化を楽しんでいるかのよう。
    おそらくその当時は苦悩もあったはずですが、それをあまり感じさせないような文章。
    私もこうありたい。

  • 店舗イベント - HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE - 光野桃
    http://www.hmv.co.jp/store/event/33616/

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    できないことを許し、できることを楽しみ尽くす。 第一線を走り続けたファッションエッセイストによる、年齢を重ねてからの、毎日使える「おしゃれ」のヒント80。 「60代になって、びっくりするほどおしゃれが自由に、楽しくなった」 そう語るファッションエッセイスト・光野桃が綴る、年齢を重ねてからの、毎日役に立つ80のお洒落のヒント。 長財布を持たない日/着回しをやめる/服を決めて、着続ける/デニムを死ぬまで着る/ダウンコートを着ない冬/デニムの品性は足元に出る/時々、ベージュに戻る/ベージュには黒/ピンクはいまの方が似合う/色に迷ったら、マスタードイエロー/元気がない日は、赤/トレンチコートは色香と老いが似合わせる/大人をきれいに見せるボーダー/あえてノースリーブを着る/変わりたいとき、メガネを変える/枯れた手をセクシーにするリング/傘は全身映る鏡で/先の人生を思い描き、腕時計を買い替える/リーディンググラスはアクセサリー/まずは白のスニーカーを一足/レインブーツをやめる/耳をみれば年齢がわかる/シンプルな塩美容/試着をあきらめる/自分らしさを花にたとえる/トレンドを遠ざけない/値段を感じさせない装いをする etc.
    http://www.gentosha.co.jp/book/b11667.html

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著者プロフィール

作家・エッセイスト。東京生まれ。小池一子氏に師事した後、女性誌編集者を経て、イタリア・ミラノに在住。帰国後、執筆活動を始める。1994年のデビュー作『おしゃれの視線』(婦人画報社)がベストセラーに。主な著書に『おしゃれのベーシック』(文春文庫)、『実りの庭』(文藝春秋)、『感じるからだ』(だいわ文庫)、『おしゃれの幸福論』(KADOKAWA)などがある。2008年より五感をひらく時空間をテーマにしたイベント『桃の庭』を主宰。

「2018年 『これからの私をつくる 29の美しいこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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