昭和からの遺言

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344034198

感想・レビュー・書評

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  • NHKの有名アナウンサーのエッセイ。戦争体験者の生きた声は迫力がありますね!いい声のアナウンサーでした

  • 鈴木健二(1929年~)著「昭和からの遺言」、2019.1発行です。生身の戦争、感動なしに人生はありえない、テレビ界最後の職人の3つの章立てがされたエッセイです。NHKのアナウンサー、そして、「気くばりのすすめ」は一世を風靡しましたね。「出征兵士と母親」がインパクト大でした。著者のお兄さんの鈴木清順さん(1923~2017、享年93)が学徒出陣で歓呼と日の丸に送られ出征。その日の真夜中、著者が小さな音に目をさまし忍び足で近づくと、気丈な明治生まれのお母さんがすすり泣いていたと。

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著者プロフィール

成蹊大学文学部教授。1942年生まれ。東京大学大学院博士課程修了、社会学博士。毎日新聞ワシントン特派員、政治部副部長、論説副委員長を経て、1997年から現職。2000年、ハーバード大学客員研究員、2002年から08年まで成蹊大学アジア太平洋研究センター所長を兼務。
著書に『デジタルは「国民=国家」を溶かす』『地方テレビ局は生き残れるか』『ナショナリズムとメディア』『日米「危機」と報道』『戦争と新聞』など多数。

「2010年 『フィリピン革命を食った人びと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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