長友佑都のファットアダプト食事法 カラダを劇的に変える、28日間プログラム

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344034778

感想・レビュー・書評

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  • 長友選手の食事法が書かれた本。

    長友選手は、以前紹介した
    「ジョコビッチの生まれ変わる食事」に影響を受けて、
    グルテンフリーの食事を真似してみたそうなのですが、
    逆にパフォーマンスが落ちて、動けなくなったそう。

    ※ジョコビッチの生まれ変わる食事
    https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4594079679#comment

    そんなとき料理人の方から連絡を受け、
    食事を見直したのが
    このファットアダプト食事法という考え方。
    ざっくり言うと、糖質を急に取り過ぎず、
    血糖値スパイクを防ぎ、
    エネルギー源に良質な脂肪を取るというもの。
    そうすれば、効率よく脂肪が燃焼されて、
    パフォーマンスが上がります、という考え方(らしい)。

    中々真似するのは難しいのですが、
    食事に対する考え方について、
    スポーツ選手はどんな風に考えていけばよいのか、
    とても参考になる内容です。
    試合前に「カーボローディング(試合数日前から糖質をため込む食事法)」は、
    聞いたことがあったのですが、
    この本ではカーボローディングより、
    ファットアダプトの方がパフォーマンスが
    高かったという実験結果もあるみたいです。
    一方で、ちょっと残念なのは、
    折角食事のことを書くのであれば、
    サプリとかプロテインについても言及して欲しかった。
    長友選手ほどのプロであれば、
    栄養素は食事だけから採っている訳ではないでしょうし、
    トータルでどんな食事をしているのかについて
    知りたかったというのが本音ですかね。

    あと、結局、この「ファットアダプト食事法」も
    長友選手がこの本を書いた時点でのベストな食事法なだけであって、
    これが全員の食事にとってベストかどうかは分からないし、
    大切なのは、ある程度の科学的根拠を
    ベースにしながら(栄養学について自分で勉強して)、
    自分の体と対話して、ベストな栄養の取り方を
    見つけていくことかと思いました。
    その見つけ方というか探求心、
    それがこの本から一番学べることかと思います。

  • ようやく昼ごはんを食べると眠くなる理由がわかった。長友さんだけでなく、料理人と医者のエビデンスも加わる良書。ファットアダプテーションを実践してみようと思います!

  • アスリート向け。ちょっと取り入れにくい。

  • 楽しく読むことができました。科学的なアプローチもある程度分かりやすかったかと思います。ただ、全般的にアスリート目線で書かれてるので、自分にどれだけ合致するのかは疑問が残りますね。まあ、本にも書かれてますが、そこは自分の身体で実験するしかないのかもしれません。

  • 長友の「体幹トレーニング」もそうだったが、自らの経験が説得力になってるので素直に読める。糖質と脂質の関連性、さらに膵臓と肝臓がそれにどう関わってるかとか、わかっていたつもりだったが、改めて整理された。今後、大いに参考にしようと思う。ただ、長友はこの食事法を専属のシェフとドクターと共に正確に実践しているので真似をしようにも完璧には無理だ。はたして自分だけでどこまで食事をコントロールできるのか、まったくもって自信がない。

  • 本当にありがとう。

    血糖値スパイクから解放されます。

    質のいい脂質を積極的にとっていきたいと思います!

  • 生体や運動論は人への向き不向きがある分野だが、具体的な科学的根拠が丁寧に列挙されつつ、その選択の理由などが説明されていて良かった。ファットアダプトの知識はありませんでしたが、入りやすく理解することができました。

  • 100mile完走を目指しているので、ファットアダプティーションに興味があり読みました。

    中々こういう具体的な内容の読みやすい本が無かったので参考になりました。が実際やろうと思うとハードルが高い。シェフ雇えたらいいけども、中々難しい。まあ意識の問題でもあるけれど。

  • 長友選手が好きな選手の部類に入るサッカーファンでも楽しく読める本だと思いました。

    食事内容のファットアダプトはいわゆるケトジェニックってやつです。

    ただ 食事内容は一般的なケトジェニックよりも
    アスリートの取っている食事だなという感じでした。

    ネットでも十分ケトジェニックの情報は出回ってるので
    この食事法をしたいなら 特にこの本を読む必要性は感じませんでしたが

    長友選手の普段取っている食事のレシピなど載ってましたので 有益なことを得られる本であることは間違いありませんでした。

  • 弱点こそ成長するチャンス。完璧でどこも修正点がないと指摘されたら、それは「お前はそれ以上成長しない」と最後通告を受けたも同然。

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著者プロフィール

長友佑都(ながとも・ゆうと)
1986年愛媛県生まれ。東福岡高校、明治大学のサッカー部を経て、2008年FC東京でプロデビュー。同年日本代表に初招集され、8月の北京五輪に出場。2010年南アフリカW杯では全4試合にフル出場。同年7月に世界一の強豪チームがひしめくイタリア・セリエAのACチェゼーナへ移籍。半年後の2011年1月、現在の所属チームのイタリアを代表する超名門クラブ、インテル・ミラノに入団。背番号は55。2014年-2015年シーズンは副キャプテンとしてチームの中心選手に。2014年ブラジルW杯でも、日本代表としてフル出場を果たす。肩の故障をきっかけにヨガを習得。メンタル面の強さにも磨きをかけ、2015年-2016年シーズンではスタメンを奪取。2017年1月に女優の平愛梨さんと結婚。著者に『日本男児』(ポプラ社)、『長友佑都の体幹トレーニング20』(KKベストセラーズ)、『長友佑都のヨガ友』(飛鳥新社)など。

「2017年 『長友佑都の食事革命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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