- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344041134
作品紹介・あらすじ
アホの友達二人から「本出すから読んでくれへんか?」って頼まれた。読んだ。一気に読んだ。俺もアホの友達二人に頼もかなぁ。「この本映画化させてくれへんか?」 ーー千原ジュニアペットボトル事件 × 約7億円の投資トラブル…とにかくかっこ悪いおっさんたち。「TKO」とは何なのか?<失敗したことのある、すべての人へ…ネットニュースの見出しで彼らを理解した気になるのはもったいない!>お笑い芸人TKO波乱万丈の半生を、二人へのインタビューを基にして小説家・浜口倫太郎(『22年目の告白』etc.)が笑って泣ける物語に!1987年、大阪の大東市。地元で人気者だったヤンチャな少年、木本と木下は、ダウンタウンのライブを目にする。地を揺らす衝撃。鼓膜を破りそうな歓声。「カッコええなぁ……」。彼らは芸人になることを決意し、松竹芸能へ入所する。しかし待っていたのは、鳴かず飛ばずの日々。『よゐこ』『千原兄弟』など天才たちに打ちのめされ、一念発起し東京進出を目指すも失敗。公園でダンボールを敷いて寝る始末。しかしついに『爆笑レッドカーペット』でブレイク。やっと花開いたかと思ったが、木下が「ペットボトル事件」を起こし松竹芸能を退社。そして、木本も……。
感想・レビュー・書評
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実話が一番おもしろい
お笑いコンビTKOのお二人が、なにやら立て続けに良くないニュースで話題になっていたのは、すっかりテレビを見なくなった私でもなんとなく知っていた。
後輩にペットボトル投げたのがパワハラ、っていうのには「ん?」と思っていたけど、SNSの話題だから本当のところなんてわかんないし
投資トラブルなんてのも、よくわかんないし
この本は、TKOの木本さんの視点から見た、TKOの出会いからの物語。2人のいいところを活かして、お笑い芸人を目指し、荒波にもまれながら芸能界を生き抜く。どこかつかみどころのない木下と、しっかり者の木本。これは、イメージ通り。
がんばって、芸人としてのコマを進めていくけど、ぱたりぱたりとめくっても悪い札しか出てこない。いてもたってもいられずに、また札を返してしまう。また悪い札。
ただのニュースだけじゃなくて、2人の事を知ることができてよかった。なんか最後には、うるっとした。悪いことしようとすると、ちゃんと悪い人が寄ってくるし、いいことしようとすると、いい人が寄ってくるんだと思う。
ぐぐっと入り込んでしまい、一日で読み切ってしまった。
事実はやっぱり一番おもしろい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ノックアウトじゃね
ってな事で、TKO × 浜口倫太郎の『転落』
タイトル以上に最後半までクッソ面白くないっ‼️
芸人さんの本で一番面白くない(最後半まで)。
TKOさんは好きな芸人じゃけど、内容はホンマ面白くない(最後半まで)。
最後半で木本さんの例の投資事件からはちょっと面白かった
じゃが、TKOの二人の絆と言うのか友情には、ちょっとホロってきたね。
早く負債が完済出来るのを応援してます!
2024年4冊目 -
TKO×浜口倫太郎『転落』夢中で読みました
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TKOのここまでの人生を綴った本。
コントが彼らの人生の中心にある。
つまづいたキッカケは2人とも心情的には理解ができるものがある。
でも、これがこの時代こんなに大きなことになるとは思いもしなかった。
コロナ禍で何かトピックを時代が求めていたのかもしれない。
レッドカーペットが彼らをスターダムに乗せたように、また何かのチャンスを掴むその日まで、コントを磨き続けて欲しい。
60歳でバリバリのコント師はあまり見たことないかもしれない。おもしろそう -
二人の転落劇はもちろん様々な媒体で目にした。「あ〜あ、あほなことして、もったいないなぁ〜。」と、失礼ながら嘲笑した。何故なら彼らは私にとってそれくらいのコンビだったから。そしてこの本を読まなければ、ずっと嘲笑したままだったと思う。
当然ながら、本を読むと彼らの生き様がわかる。
知れば想いは変わる。この本を読み終えた今でも、「あ〜あ、あほなことして、もったいないなぁ〜。」は変わらない。だが、笑いはしない。また1から頑張っている彼らにエールを送りたい。
【一言感想】
おもろければ這い上がれる!答えはめちゃくちゃシンプルや! -
TKOの2人についての伝記。
2人が出世してから没落するまでの過程がよく分かった。 -
吉本芸人さんの本はいっぱい読んできたけど、松竹さんの本は初めてだったかもしんない
それぞれに歴史ありといった感じ
みんな若い頃から頑張ってたんだなぁ
結果はどうあれ、挑戦し続けてきたことだけは事実だ -
おもしろ!!ノンストップで読み切れました!
芸人ってカッコイイなぁ