恋する殺人者

著者 :
  • 幻冬舎
3.13
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  • (3)
本棚登録 : 490
感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344041172

感想・レビュー・書評

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  • 従姉が転落死したことについて事件性を疑い独自で捜査をする大学生と、大学生の同級生のフリーター女子が助手として真相を探っていくミステリー。

    序盤から犯人視点でも描かれたのですが、その話口調が何とも気になる、、同じ女性からするとイラッとしてしまう感じ、、
    かつ、展開も割と読めてしまう構成でした。ミステリー初心者にはラストの展開に読み応えを感じるかもしれませんが、よくミステリーを読まれる方には物足りなく感じてしまうかもしれません、、。

  • ん?
    そもそも何で?

  • 軽い。けど騙された笑

  • 200ページぐらいなので本当にサクッと読める!
    犯人っぽい人が限られてるから前半でなんとなく見当がついてしまったけれど...
    それとは別にえ?!そうだったの?!!っていう展開もあって面白かった

    全体を通して可愛い感じに仕上がってるてて表紙にぴったりの内容だった♡♠︎

  • くー、見事に騙された。

    大好きな従姉の転落死に不審を抱いた大学生・沢木高文が、彼に片思いするフリーター女子・来宮美咲とバディを組み真相を探っていく。

    合間に犯人のパートが挟まれる事で、この物語がどう着地するのか先が気になって一気読み。
    そしてこのパートで描かれる犯人の能天気な物言いがコミカルで良い味を出している。

    隅々に張られた伏線が終盤で完璧に回収され気分スッキリ。
    何よりも真相に驚き、犯人自身が陥ったミスにも二重にびっくり。

    200頁もない作品だが、ミステリーの面白さが詰まっていた。
    ミステリー初心者にもオススメ。

  • 【図書館本】あらすじを見た瞬間「犯人は来宮なのでは……?」と憶測を巡らせたが、それを華麗に裏切ったまさかの展開に驚愕。それにしても、最後の来宮の言葉にはぽかんとしてしまった(笑) “来宮に始まり来宮に終わる”、そんな印象を受けた。そして、高文くんへのグリグリって痛いんじゃなくてくすぐったいんだね……。

  • 分量が少ないので、手軽に叙述トリックのどんでん返しを味わえる作品。
    かなりあからさまなので、犯人はかなり早い段階で気づいてしまった。
    そこからもう一歩意外な展開があるかと期待したが、シンプルでしたね。
    違った意味で第二のサプライズが仕込んであったのは面白かったものの、あまり推理に必要ない(そのヒントがなくても犯人として真っ先に疑われるだろうし)ところだったのが残念。
    とにかく読みやすさという点で優れているので、ミステリ初心者向けかなと。

  • 帯の紹介文が誇大広告すぎる…【2023年9月2日読了】

  • 恋は人を狂気にはしらせるという話。あれ、どこかで聞いた話だなと思って…某有名なリカのを思い出した人大丈夫!かのシリーズのような恐ろしさは全くない!軽やかに物語が進み、ええっ!?となる。真相が分かったときはスッキリ。後味が重くなく、こちらもスッキリ。物語にもう少し緊迫感と複雑さが欲しいかな…と思って星4にしました。でも、面白いに違いはない!ミステリ初心者、さくっとミステリを楽しみたい人にオススメ。

  • 犯人そっち!?と思いました。
    軽くサクサク読めます。

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著者プロフィール

一九六二年静岡県生まれ。日本大学藝術学部卒。九三年「競作 五十円玉二十枚の謎」に応募し、若竹賞を受賞、九四年『日曜の夜は出たくない』で本格的に作家デビュー。二〇〇一年『壺中の天国』で第一回本格ミステリ大賞を受賞。著書に『星降り山荘の殺人』『片桐大三郎とXYZの悲劇』『皇帝と拳銃と』『豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件』『月下美人を待つ庭で猫丸先輩の妄言』などがある。

「2021年 『作家の人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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