ファイト (幻冬舎文庫 た 13-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344400788

感想・レビュー・書評

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  • 当時、高校1年生の田舎娘にはこんな生き方もあるのか、と、衝撃でした。
    著者は幼少時、突然、難聴になります。以前は米音楽でノリノリのダンスを踊っていたり、元々明るい性格で、数々の困難を乗り越えてアメリカに移住します。彼女の生き方は題名そのものです。
    下ネタやブラック要素多くて賛否両論ありますが、当時コギャルブームの日本でヒットしました。

  • こないだの難聴問題について思ったのが、この本の主人公=豹ちゃんこと武田真弓さんのことです。

    彼女は耳が不自由なのですが、レゲエやヒップホップが好きで大音量に身を委ねて踊る楽しさを知っています。

    本書後書きでふれられているCXのドキュメントでダンスホール・レゲエで踊る彼女の姿を見ました。
    音は聴こえないけれど、空気の振動で伝わると。

    音楽ってそういうことでもあるなぁと難聴の話題になると彼女のその時の笑顔を思いうけべずに入られないのです。

  • 自己中心的な思考法、行動がよくわかる本。著者はまず自分がどうしたいかを優先して考える。考えると言っても思慮深いわけではなく短絡的で目先の利益を追求している。障碍が影響しているのか彼女の性格なのかは分からないが、ただ欲望の命ずるままに行動しているとしか見えない。彼女の言うところの 愛 は 性欲 であって、愛 の条件である自己犠牲がどこにも見当たらない。あるのは自己優先だけ。当然ながら彼女が付き合うのも自己優先の男となる。気の毒だけど決して幸せにはなれない典型例。第三章で二人の男と二股かけているあたりであまりに痛々しくて本を閉じたのでその先の話は不明だけど、恐らく波乱万丈なのだろうと想像する。

  • あっぱれ!強いな!

  • 耳が聞こえないっていう障害を持ちながらも
    夢に向かって頑張っていく姿がすごい!
    普通の人以上に大変な経験を沢山しているのに、
    それを乗り越えてあっけらかんと笑える〝強さ〟を尊敬☆
     
    (2007.01メモ→2010.04ブクログ)

  • 読書後は、ちょっと強気になれる感じ。本当に映画みたいな人生で、びっくりするほど壮絶。武田さんの本は全部読んでるけど、やっぱりこれが一番かな。

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