上と外 6 (幻冬舎文庫 お 7-6)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 825
感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344401372

作品紹介・あらすじ

史上最悪の大地震と火山噴火で、練の恐怖の針は振り切れた。このまま押し潰され骨も砕け窒息するのか、千華子はいまどこにいるんだ、でも、もう何もかもが終りだ!次々、襲いかかる困難の果て、さらにこんなことが待ち受けているとは!神は二人を見捨てたのか!?兄妹は再会できるのか?そして家族は?息すらできない緊迫と感動の最終巻。

感想・レビュー・書評

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  • 小説を好きになったきっかけの本。すぐ読み終わっちゃうから毎回買うのを楽しみにしていた。ワクワクと臨場感、遺跡の中という実際に有り得そうなファンタジーなような引き込まれる感じ、家族との関係、それぞれが面白くて止まらなかった!

  • 恩田陸はラストに向けて失速しがちだが、この作品は、あっさりしてはいるが爽やかでよい終わり方だった。ハッピーエンドで満足。
    新政府も今の世界では考えられないが、いつか宇宙に進出する時代がくればあり得ない話じゃないのかなとも思う。土地の境ではなく、自分の所属したい国に所属できる日も来るのかもしれない。そしてニコは最後までイケメンであった。

  • 史上最悪の大地震と火山噴火で、練の恐怖の針は振り切れた。このまま押しつぶされ骨も砕け窒息するのか、千華子は今どこにいるんだ、でも、もう何もかもが終わりだ!次々襲いかかる困難の果て、さらに試練が待ち受ける。

  • ラストは想定した通りだったがハッピーエンドですっきりと終わった。千華子と千鶴子の再会シーンは予想していたけど感動した。

    この本は中学の図書館にあってもいい1冊。

  • 最終巻。

    もんじゃ焼きが食べたくなった。

  • 再読。アクションシーン満載の冒険。最後にニコの正体が明かされる。大団円でマンガチックなラストにニヤッと笑えた。さくっと軽くて痛快、楽しい小説でした。

  • 濃いひと夏の冒険が終わってしまった。
    その後のレンくんとか興味あります。

  • 最終巻。
    最後までアクシデントに見舞われた千華子と練。
    ジャングルからの脱出の方法はいかに!!!

    私にとってはアドベンチャー小説の位置に収まりました。
    ニコの正体も描写されていて満足。
    謎多き少年のままだったら気になるし、もやもやしたと思うから(笑)

  • 夏休みの僕の冒険小説。

    わくわくどきどきが止まらなくて、一気読みしてしまいました。聞けば隔月の連続刊行だったとか。リアルタイムで読んでたら、続きが気になって仕方なかったやろうなぁ・・・。

    じいちゃん、かっこいいです。じいちゃん。

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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