毎日は笑わない工学博士たち: I Say Essay Everyday (幻冬舎文庫 も 3-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 340
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344402768

作品紹介・あらすじ

若々しい自分は恥ずかしい。このほとんど嫌味なまでの初々しさ-一九九六年八月三十日、デビュー直後の著者は、文学への原点回帰かつ新しいエンタテインメントの可能性を探ってエッセイ"思考と行動"を開始。本書は事実上その嚆矢である。「これしか読んでません」という読者も多数いる人気シリーズ第二弾。山本直樹氏による作文マンガつき。

感想・レビュー・書評

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  • 今から20年以上前
    時代を感じます
    それが良いんですよね
    今に通じる部分と
    その当時にしかなかった部分で今からは思い出だけの部分と
    でも
    その当時には必ずあった部分
    小説では味わえない味
    今でも時々エッセィは読みますが
    この日付があるエッセィって
    一気に気持ちが当時に帰るような気分が面白いです

  • 37476

  • 相変わらずまえがきから魅了されている。
    のんたくんかわいいよ。
    実は次作がどこにも売っていなくて困ってます。どうするかなぁ。

  • 日記。小説より時間がかかった。
    ネット環境の話題以外は興味深く読みました。
    少なからず、森博嗣さんの影響を受けていると実感。

  • 書店の表紙でドラマ化を知り、フジテレビの正気を疑ったのですが、とりあえず森作品をよんどこうと、読み返し。
    実はS&Mシリーズは途中までしかよんでなく、(Vもですが)、何故か一番読み返してるのがこの本だったりします。

  • 日記シリーズ第2段(変則読み) 最薄、それでも半月強。相変わらず生活密着型の本(寝る前の楽しみ)。本作だけルーペ栞がなかった…買い直そうかな。 有限微パの執筆の頃。高校の時に見たインディペンデンス・デイが出てくる(アップルのNeXT社買収も)。前書きで「京極夏彦を知り、西澤保彦を知り、笠井潔を知っていく過程が本書には書かれている」とあるが、京極氏よく出ます。あと、作品を音読チェックされていた事実には驚いた。 「声に出さないと確認できないニュアンスってあるし、文章も朗読するとリズムがわかりますね」

  • 「人は、その仕事の本質に集中するとき、本当の孤独を見るものである。彼らの成しえたものは、断じてファンのおかげではない。
    ただ、素直に思うだけだ。
    そして、嬉しいと思えるうちは、続けようと思う。」


    前書きから、森ワールド全開である。
    ぞくっとするほど好きです。
    日々の日記にも、森ワールドがちりばめられていて。

    時々ぎくりとする。
    そんな表現が詰まっています。

  • やっぱりこの人は面白い。作品だけじゃなくて、森博嗣そのものが面白い。
    しかし、今回のおまけ漫画は好きではない。

  • 森博嗣さんに対する関心が強い人以外が
    読んでもたいして面白くないはず。

    内容をよく知らないけど
    とりあえず読んでみようとしてる人は
    まず、『MORI LOG ACADEMY』シリーズを
    読むことを薦める。

    こちらは広く世間に向けて発信されることを
    意識して書かれたエッセイなので
    内輪のウェブ日記を書籍化しただけの本書より
    幅広い層に受け入れられるはず。

  • なんかいろいろ参考になる

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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