コールガール 上 (幻冬舎文庫 も 2-8)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 54
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344408593

感想・レビュー・書評

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  • 森村誠一の小説ってこんなだっけ?
    登場人物がなんともストーリーに合わせて忖度して都合よすぎるくらいに動いてくれるので読んでいてなんともあっけない。
    コールガールといいながら普通に恋愛しながらのだめだめ職人過ぎてもうコメディのジャンルにしてもいいかなと思ったくらい。
    これはこうだ、と断定すぎるものの運びにも違和感を感じるがもうそれは森村ワールドなので従うしかない。その上でこの小説を楽しむならば、普通に企業戦争のありきたりな話で昭和小説を読んでいると思えば悪くもない。
    官能さもないし、目新しさもない、ただ読みやすく物語が分かりやすいのでエンタメ作品としては上出来。
    以下、下巻へ。

  • 2003年刊行。
    本書のコールガールとは政財界等のVIPからの依頼による「特殊接待」
    庵志津子が銀座の一隅に開いたクラブ「庵」は、政財界のVIPが毎夜集うサロンになっていた。人気の秘訣は「特殊接待」。
    男たちの野望・権力闘争、そこにホステスたちがどう絡んでくるのか、下巻が楽しみ。
    (電子書籍 kindle)

  • 下巻に続く

  • 庵志津子が銀座の一隅に開いたクラブ「庵」は、政財界のVIPが毎夜集うサロンになっていた。人気の秘密は抜群の立地と、「特殊接待」と呼ばれる秘められたサービス。その常連客、三立産業の山原正人専務が、ある日自宅で暴漢に襲われる。単なる強盗かと思われた事件には、意外な真相が…。官能ミステリーの森作、待望の文庫化。



    本当にこんな世界なんでしょうかね・・・
    という印象です。
    だから、お金持ちはいつまでもお金持ちだし、貧乏人もまたしかりだなぁ・・・
    なんて考えてしまいます。。。

  • 官能ミステリーらしい・・・。

  • 生協の3冊買うと15%オフフェアで購入。
    各章のタイトルが笑えるくらい古めかしい。

    上下巻だけあって、登場人物が多くて大変。

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著者プロフィール

森村誠一
1933年1月2日、埼玉県熊谷市生まれ。ホテルのフロントマンを勤めるかたわら執筆を始め、ビジネススクールの講師に転職後もビジネス書や小説を出版。1970年に初めての本格ミステリー『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞を受賞、翌年『新幹線殺人事件』がベストセラーになる。1973年『腐触の構造』で第26回日本推理作家協会賞受賞。小説と映画のメディアミックスとして注目された『人間の証明』では、初めて棟居刑事が登場する。2004年に第7回日本ミステリー文学大賞受賞、2011年吉川英治文学賞受賞など、文字通り日本のミステリー界の第一人者であるだけでなく、1981年には旧日本軍第731部隊の実態を明らかにした『悪魔の飽食』を刊行するなど、社会的発言も疎かにしていない。

「2021年 『棟居刑事と七つの事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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