- Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344408593
感想・レビュー・書評
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森村誠一の小説ってこんなだっけ?
登場人物がなんともストーリーに合わせて忖度して都合よすぎるくらいに動いてくれるので読んでいてなんともあっけない。
コールガールといいながら普通に恋愛しながらのだめだめ職人過ぎてもうコメディのジャンルにしてもいいかなと思ったくらい。
これはこうだ、と断定すぎるものの運びにも違和感を感じるがもうそれは森村ワールドなので従うしかない。その上でこの小説を楽しむならば、普通に企業戦争のありきたりな話で昭和小説を読んでいると思えば悪くもない。
官能さもないし、目新しさもない、ただ読みやすく物語が分かりやすいのでエンタメ作品としては上出来。
以下、下巻へ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2003年刊行。
本書のコールガールとは政財界等のVIPからの依頼による「特殊接待」
庵志津子が銀座の一隅に開いたクラブ「庵」は、政財界のVIPが毎夜集うサロンになっていた。人気の秘訣は「特殊接待」。
男たちの野望・権力闘争、そこにホステスたちがどう絡んでくるのか、下巻が楽しみ。
(電子書籍 kindle) -
下巻に続く
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庵志津子が銀座の一隅に開いたクラブ「庵」は、政財界のVIPが毎夜集うサロンになっていた。人気の秘密は抜群の立地と、「特殊接待」と呼ばれる秘められたサービス。その常連客、三立産業の山原正人専務が、ある日自宅で暴漢に襲われる。単なる強盗かと思われた事件には、意外な真相が…。官能ミステリーの森作、待望の文庫化。
本当にこんな世界なんでしょうかね・・・
という印象です。
だから、お金持ちはいつまでもお金持ちだし、貧乏人もまたしかりだなぁ・・・
なんて考えてしまいます。。。 -
官能ミステリーらしい・・・。
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生協の3冊買うと15%オフフェアで購入。
各章のタイトルが笑えるくらい古めかしい。
上下巻だけあって、登場人物が多くて大変。