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- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344410831
感想・レビュー・書評
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すしやのかみさん
シリーズで知られる佐川さんの (多分)最初の小説集
もともと 寿司屋のおかみさんとして働きながれ
エッセイを書くようになり
それが高じて 小説までかけるようになりました 。
佐川さんの文章修業の賜物です。
読みやすくて
話に 屈曲点があり
寿司にまつわる豆知識もちりばめられていて
そして 基本は信頼関係で結ばれている小さな商店街での
人間模様を描いています。
サザエさんが 小説になったような 安心感につつまれています。
息抜きにはぴったりの本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
温かい本
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東京下町の江戸前寿司のおかみさんと、その周りの人たち。ちょっとした騒動が起きて、その縁で人の輪が広がっていく。
ほのぼのとした人情話。癒されるぅ。
本物の寿司屋のおかみさんが書いた本なので、寿司の描写などは秀逸。ちょっとした豆知識なんかもちりばめられていて、読んでたら絶対寿司を食べたくなっちゃう。それもカウンターでね。
自分に自身を持って、真面目に生きていたら、悪い人間は近寄ってこんのだろうなあとも思います。
心がガサガサしている人はご一読を。
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