- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344411043
感想・レビュー・書評
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あくまで好みの問題で
○ 石田さんの作品
いまだ私は病気で一方が死ぬお話を受け付けません
○ 島村さんの作品
島村さんが好きなのもあるかもですが 希望に満ちたラスト好きです
○ 川端さんの作品
嫌な話じゃなかった そんな人生もあると思う それが人を救うことも
○ 森福さんの作品
まさか…と思ったけどやっぱり 愛憎たっぷり読まされました
○ 前川さんの作品
結果的にでも 略奪愛は生理的に× どんな理由があっても責任持って別れてからにせえと
○ 山崎さんの作品
うわぁ・・・ああああああ 救われなさ過ぎる
○ 中上さんの作品
解決しないんだ、ていうかこれが解決ということだろうか
○ 井上さんの作品
昔に触れることで現在を打破 て素敵やん
○ 桐生さんの作品
泣いた しょうもないすれ違いで一生の別れになる悲しい運命に
○ 三浦さんの作品
親友、と恋愛感情 作者好きだけど ちょっと残念だったかも
○ いしいさんの作品
気持ちがほっこりあったかくなった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
姉が「いしいさんが載ってるよ」といって貸してくれました。ので、真っ先にいしいさん作品を読んでしまったのですが、これは掲載順に読むのがよかったかなあ。いしいさんの作品はなんだか毛色が違うので。やっぱり、いしいさんのお話し大好きです。
他は三浦しをんさんの「永遠に完成しない二通の手紙」が明るく読みやすく、ちょっと切なくてよかった。 -
いろんな方の恋愛短編小説集。
当たりはずれがあったと思う。
読んだあと、スッキリする内容ではない。 -
09/09/01読了 最近こういうのを読むことが増えた。二匹目のドジョウはなかなか見つからない。
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ラブレターにまつわる恋愛小説のアンソロジー。収録作品と作家は以下の通り。
「ありがとう」石田衣良
「空」島村洋子
「ラブレターなんてもらわない人生」川端裕人
「再会」森福都
「ミルフイユ」前川麻子
「音のない海」山崎マキコ
「水槽の魚」中上紀
「虫歯の薬みたいなもの」井上荒野
「竜が舞うとき」桐生典子
「永遠に完成しない二通の手紙」三浦しをん
「きまじめユストフ」いしいしんじ
錚々たる作家陣だ。この中で、読んだことがあったり未読本を持っていたりするのは、石田衣良、川端裕人、井上荒野、三浦しをん、いしいしんじの5人。アンソロジーというのは、読んだことのない作家の作品がお試し読みできるから、なんとなくおいしい。
これを読もうと思ったのは、井上荒野さんのが入っているから。実際読んだら、井上さんのももちろんいいんだけど、他の作家のもそれぞれ良くて、本当においしい一冊だった。途中で「うーん、もういいよ。早く次に行きたい」と思ったのもいくつかあったけど。
すっっっごく気に入ったのは、いしいさんの「きまじめユストフ」。
楽しく読めてちょっぴり切なかったのは、三浦さんの「永遠に完成しない〜」。
前にやった月9ドラマ「ラストクリスマス」を彷彿とさせながらも(といってもクリスマスの話ではない)胸が締め付けられウルウルしてしまったのは桐生さんの「竜が舞うとき」。
うーむさすが、たった12ページなのに「セカチュー」など目じゃない哀しみが伝わってきてギュギュッと切なくなったのは石田さんの「ありがとう」。
いいですね。たまにはアンソロジーも。この中で読んだことのない作家の作品を、今度じっくり読んでみたいと思う。
中上紀さんて中上健次さんの娘さんなんですね。知らなかった。(2006.3.16) -
「美丘」に宛てた手紙。 -
話によって好き嫌いが分かれるけど、ある意味面白い短編集でした。桐生典子さんと三浦しをんさん、最後のお話もユニークでよかったなあ
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いろいろな手紙が面白かったです。
同じ手紙でも、いろんな形があって。
三浦しをんの、ラブレターを書く人と見守る人のコンビが好き。
最後の手紙泥棒のお話が心に残りました。 -
石田衣良の作品、
電車の中だったのに涙が我慢できませんでした。 -
こんなんばっかり読んでてこんがらがってる時期