爆笑問題の戦争論: 爆笑問題の日本史原論 (幻冬舎文庫 は 7-14)
- 幻冬舎 (2008年8月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344411791
感想・レビュー・書評
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日本がからむ戦争で日清戦争から太平洋戦争までを面白おかしく解説。田中が説明、太田がそれにボケをかますという、爆笑問題のスタイルですすむ。わかりづらい例えが多いが、ほぼ同じ世代のため共感できてしまう。日清、日露戦争は知識が半端なため、多少勉強になった。
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今まで出来る限りスルーしてきた戦争についての概要がよくわかった。
今までの戦争に関わる小説などでは日本に同情的なものが多かった印象だが、本書は全体的に戦争は卑怯な日本が引き起こしたことというまとめ方でした。
きっと両論あるんだろうなとは思います。
一方的な考え方のみではなく逆方向からの見方も知って初めて理解できることもあると思うのでこの論調も面白かったです。
戦争という難しい話題を漫才に昇華させた爆笑問題に拍手を送りたい。
ただ、読む人が読めば炎上してしまいそうな本ですね。
ビートたけしさんのようにこの人が言っているのであれば仕方ないと思われるような芸人さんに爆笑問題はなりかけているのでしょうね。 -
好評の『日本史原論』シリーズ。今回のテーマは「戦争」。日清戦争や日露戦争、そして太平洋戦争など、日本が関わってきた戦争の数々を、爆笑問題の二人が笑いを交えながらも、まじめに詳しく、解説していく。戦争の概要を知る上で非常にためになる一冊です。
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近現代史って、時間が無くてあまり勉強できなかったりするんだけど。やっぱりね、日本がやったことはちゃんと知っておかなきゃだめだよね。アジアの一員として。
内容は、・・面白おかしく、でも日本の歴史をちゃんと学びなおせました。 -
爆笑問題やっぱおもろい。
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日清戦争から太平洋戦争まで
田中 太田 の会話っぽい記述のため、2人の話し合ってる光景が目に浮かびます -
「太平洋戦争」は特に読むべき。
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これ、戦争『論』では無いと思う・・・。ただ起きた事実を時系列に述べてるだけ。
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味が出てるが、紙媒体なので脳内再生が必要。
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読みやすい教科書と考えれば、良書だと思います。
学校では習わなかった、
江戸時代以降の日本史を詳しく解説したような印象です。
お笑い芸人の著書として致命的なのは、おもしろくないところです。
苦笑すらできませんでした。ホントに爆笑問題。
逆に余計なチャチャが入っているようで、読みにくさすら感じました。
最後のあとがきで爆笑の方の人が書いていたことが良かったです。
「バカなことやってるかもしれないけど、
今、やっておきたい」
みたいなことでした。
歴史についてのギャグ意外は
故意にはずしているようで、
著者の意見や見解は感じられなかったのが、残念です。
読みやすい歴史教科書ならば、小林よしのり
のマンガの方が読みやすかったですね。
かたより過ぎている。と、いう意見もありますが、
それぐらいでも良いと思いました。
わたしは影響されたり、感化されたりすることは
大いに結構だと思います。
それを自覚して、実践して経験として
身につけていけば良いと考えています。
そのためには、喰わず嫌いをせず、
どん欲なまでにいろいろな意見を取り込もうとしています。
それが「良い」「悪い」「正しい」「間違っている」
なんてことは他人にとってはどうでも良いことだと思います。
わたしがそう思えばそうですので、
押しつける必要はありませんよね。
もちろん、押しつけられる必要もないですものね。
そういう中立な立場や
柔軟な考え方を持ってゆきたいですね。