ハルフウェイ (幻冬舎文庫 き 22-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 633
感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344412521

感想・レビュー・書評

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  • 純愛。

    10代には受けるんだろうなと。読んでいました。

    まあ確かにピュアだけどこれといって特出している部分は正直なかったな。

  • 高校生の青春恋愛小説♪

  • 映画がすごくよかった。
    若い、幼い、純粋。

    高校生のカップルそのものです。

    だから
    恥ずかしいしむずがゆい。

    懐かしい感じがする一冊。

  • 映画が見れなかったので本を借りて読みました。
    脚本家だけあって、小説としてはすかすか。
    決して悪い意味ではなくて。
    大学受験をするために東京へ決めたシュウ
    そんな彼を素直に応援できないヒロ

    ありがちな話。
    だけどありがちだからこそきゅんってくるんですよね。
    あたし自身経験しましたもん。同じ高校行きたくて。。。って。
    女はいつも、いつだって終わってしまうことを恐れている。
    このしあわせが、この人とあとどれだけいられるのか、来年も、その先もこうして一緒にいるのだろうか、と。
    いつだって終わることを不安に考えてしまう、考えたくなくても、頭の中で。
    それを軽やかに、表現している作品。

    ――私ばっか、好きって言ってる気がする
    これ自分自身そう。私ばっか、私ばっかって。

    ――でも、好きだよ。
    と最後に言ったシュウの言葉に軽く目頭が熱くなった。

    小説としては軽すぎてあまりおすすめはできません。
    映像で見た方が良かったのかも、と思えた本。
    ☆3,2くらい

  • 私が最も苦手とする恋愛体質女子が、そこにいた。
    会社の同期から北乃きいが可愛いからとDVDを貸してもらい、見てみたものの…挫折。確かに撮り方が綺麗で、私が好きなタイプの邦画。
    しかしながらどうしても主人公のヒロに共感できなくて、途中から見るのを辞めるほど…苛々して苦しかった。

    自分ばかりが相手を好きなんじゃないか、とか、どうして私のことをわかってくれないのか、とか。たぶん恋愛すれば誰もが一度は思うことだと思う。けれど私は私がそれを上手に表現できないことを知っているし、だからこそそんなわけのわからん感情を相手には押し付けたくないのだ。ってわけで黙るタイプ。

    まぁ、もしかしたら、そのまっすぐさが鬱陶しい反面、自分ができないから羨ましいのかも、ね。

    一番感想を聞きたかったあの子は読んでくれたかな?

  • スラスラと読めるページ数が少ない青春小説。
    高校生の爽やかな恋愛模様を描いていて胸がときめいた。
    ほのかな恋愛模様にうらやましくもなる。

  • 2011 6/21読了。Amazonで購入。
    知り合いがヒロインにいらいらする、と言っていた本。
    小樽市内の高校に通うカップルが、彼氏が本州の大学を受験することを機に寂しがったり強がってみたりする話。
    シチュエーション的に他人事には思えない話であり、なんていうか・・・いや、小説として読むとたしかにいらいらするかも知れないけど、現実ではこんなものというかわかっているはずなのにでも寂しい的なことを言う女性とどうしていいのかわからず途方にくれる男性とか身近すぎてなんともはや。

    最後は、小樽から新千歳に向かうんだから快速エアポートか。
    離れるのがいやで快速エアポートについ乗っちゃう。
    きっと今日も千歳線沿線の高校生・大学生あたりがやってるって、それ。

  • 映画も本も好き。

    北川悦子さん最高です。


    制服の恋愛ってもう しっくりこないから、 
    漫画や映画やドラマって 見てもつまんなくなっていたけど、


    これは いまでも響く。

    ハルフウェイ の 意味も いい。

  • ハルフウェイというタイトル、
    言葉の一つ一つから、
    北川さんらしい世界に引き込まれていく

    二人の微妙な感情が優しく伝わってきて、
    高校生のころの甘酸っぱさが、
    なんだかうらやましくなりました

  • 30分もあれば読めちゃう薄い本だけど、この甘酸っぱいかんじは、北川悦吏子ならではの世界。映画みてみたい。

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著者プロフィール

シナリオライター。早大卒。作品に「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」「最後の恋」「たったひとつの恋」「半分、青い。」など。

「2023年 『夕暮れに、手をつなぐ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

北川悦吏子の作品

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