アフリカなんて二度と行くか!ボケ!!…でも、愛してる(涙)。 (幻冬舎文庫 さ 29-1)

著者 :
  • 幻冬舎
3.56
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本棚登録 : 397
感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344415041

作品紹介・あらすじ

引きこもりが旅に出ると一体どうなるのか!?ジンバブエで全財産を盗まれ、警察に届け出たら予言者を紹介される。サファリツアーで出会ったスウェーデンの美女二人組と、妄想の中で会話し、付き合う。マサイ族の家に招かれても、何もしゃべることがない…。追いつめられたへなちょこ男子・さくら剛の毒舌が面白すぎて爆笑必至のアフリカ旅行記。

感想・レビュー・書評

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  • 今回も楽しめた

  • ひぇー
    アフリカを舞台に繰り広げられる壮絶な旅行体験記。
    絶対にアフリカには旅行に行くまいと心に決めたし、これから脅し文句は「ナイロビに送ってやろうか!」にすることにしました。

  • 読みやすい。20年近く前のものであるが、その頃のアフリカのリアルな生活環境を知ることができ、今までどれだけ発展がめざましかったかを知ることができた。また、貧しさが人を狂わせることをまじまじと感じた。
    作者の独特のぼけやつっこみが多すぎて、面白いが時々読むのが疲れた。

  • エピソードが吹っ飛び過ぎて、
    さくら剛の文章のしつこさが気にならないほど。
    まずは全財産を盗まれる所からスタート。
    冗談混ぜつつも本当にヤバい環境にいるため、
    旅の緊張感も感じる事が出来る。
    ケニアナイロビで昼間から公園でシンナー吸って飛んでる子ども達とか、
    旅行者への睡眠薬の盛り方が日進月歩している所とか、
    非現実過ぎる現実をさくら剛の目線で文章化すると面白くなる。
    各国の胡散臭い占い師もレギュラー登場してる。
    さくら剛の本では1番面白かった。

  • 中度引きこもりの著者による、アフリカ旅行記。

    図書館に並ぶ本の中で、タイトルが目を引いた。
    ちょっと手に取ってみると、
    自虐とノリツッコミが入った軽快な表現に引き込まれる。
    ネタも同世代(S50年代生まれ)にはクスリとくるものが多い。
    面白い!
    と思ってどんどん読み進めたが・・・
    半分を過ぎたあたりからこの表現に慣れ(飽き)てしまい、
    最後の方は、既におなか一杯。
    何とか残さず完食しよう、という感じで読み切った形となった。

    週刊誌で連載される1ページ程度のコラムなら、
    毎週読むのが楽しみでファンになるだろうな、と思った。

  • 『中国なんて二度と行くかボケ!……でもまた行きたいかも。』の前の話。

    アフリカ、怖い…。
    中国の話は、汚さとの戦いだったけど、アフリカは本当に命が危ない…!
    命の危険の前では、不潔か清潔かなんて、どうでもいい問題だろう。
    そう考えると、中国の本も強烈だったけど、それが気にならないぐらいの強烈さがアフリカ編にはありました。

  • 無感想

  • 引きこもりニートを自称する著者のアフリカ旅行記です。
    ブログ・昔のテキストサイトのノリの話し言葉で書かれているので本を読むのが苦手な人でも読めると思います。



    ※以下結構ズバッとしたレビューになります



    著者は引きこもり・ニートを自称していますが、まず働いています笑。ただインドア派というだけです。大卒で英語が話せているので、実はそこそこしっかりしている方だと思います。


    また、現住民との会話はかなり盛っていると思われます。どう考えてもそんなこと言わないだろ的な著者のツッコミのためのボケを言ってきたりしているので笑。まあそこは言わないお約束なんでしょうか。
    正直、全財産をなくしたっていうくだりも怪しいと思っています笑

    本書は、約8割近くが旅行記ではなくボケとツッコミに割かれています笑。ですので、読むテンポがものすごく悪いです。いまなんの話だっけ?みたいな状態にしょっちゅう陥ります。ボケとツッコミも一つずつにすればいいのに、なぜか畳みかけてくるのでかなりくどいです笑。
    1ページ16行中旅行について書かれていたのが2行だけだったページもありました笑

    ちなみに、約8割近くを占めるボケとツッコミのうち僕が笑ったのが一つだけでした。もう一度いいます。一つだけです。

    正直に言いますと、読書好き・本好きの人が読むと三ページくらいで読むがきつくなると思います笑。ですが、この本は、まったく本を読んだことがないです、活字読むのが苦手でっていうような方や10代の方が読書の経験を積むのには結構適しているような気がします。

  • さくら通信で大いに含み笑い(変な日本語か?)させてもらったさくらさんの旅行記。
    たぶんインドが最初なんだろうけど、今回はアフリカから中国へ。そのアフリカ篇1。
    やはり、たはは……と含み笑い・微苦笑・にやり、のニュアンスで大いに面白い。

  • この著者の適度な品の低さが面白い(褒め言葉です。)
    行動力に脱帽。

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著者プロフィール

1976年静岡県浜松市生まれ。中程度の引きこもり。ニートの現状を憂い一念発起して旅に出かけ、帰国後Webサイトで各方面の旅行記を発表。常識に囚われない独特の書き方が話題を呼び、トータル50万ヒットを超える人気サイトとなる。著書に「中国初恋」(幻冬舎)、「三国志男」(サンクチュアリ・パブリッシング)がある。

「2009年 『インドなんて二度と行くか!ボケ!! …でもまた行きたいかも』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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