- Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344415980
感想・レビュー・書評
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何かの書評を読んでずっと読みたかった本。図書館で探してなかなか見つからず、先に続編の「意地に候」を読了する始末。普段あまり行かない、港区に5つある図書館の1つでやっと見つけた時は嬉しかった。
ストーリーを予め知っていたが、もし知らなかったら、次はどうなると、どきどきわくわくさせられながら読み進められたと思う、よく考えられた展開。
また、主人公の行動にそれぞれお家の面子を立てながら収拾を計ろうとする、家来たちの右往左往ぶり、組織のしがらみのくだらなさを突いたエッセンスも小気味良い。
一応剣豪小説と言えるはず、その戦闘部分はファンに支持される部分であろうと思うが、個人的にはあまり好みではない。細かいことだけど、人は斬られる時に「げえええ」等という類いの悲鳴をあげるものだろうか。ちょっとその辺りのディテールが気にくわないんだよな。
しかし、小説のストーリー、構成はなかなか読みごたえのあるエンターテインメントだと思う。よかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
奇想天外。江戸時代にこんな話があったのかな。著者の著作を初めて読みましたがなかなか楽しめそう。今後の著作に期待!
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新しい主人公像ですね。
続きが楽しみ。 -
久々に時代劇ものを読んだせいか面白かった。大名って大変だったんだなと思った。