黒の狩人(上) (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 531
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (509ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344417120

作品紹介・あらすじ

中国人ばかりを狙った惨殺事件が続けて発生した。やがて事件は、刑事、公安、そして中国当局の威信をかけた戦いへと発展する……。かつてないスピードで疾走するエンターテインメントの極致!

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。

    でもメンド臭くなって途中中だるみ。
    大沢作品読む時は覚悟はしてるけどね、
    中国名とか暴力団名とか構成員とか外務省とかスパイとか警察の肩書とか。

    でもちょとヤリ過ぎ感は否めない、上下巻分厚いし。
    こんがらがり過ぎちゃって、まぁ刑事でも、殺し屋でも、ヤクザでも、あ~た達ほんとあったま良いっすよねー、読んでる方が分からなくなってるのに。

    でも最後は一気に盛り上がって終わるところが、また上手いよなぁ、ニクいよなぁ。
    刑事と通訳と女役人の友情もいいよね。
    事件解決してからお食事とか行かないところが、またシブいよね~。

    でも今度上下ぶ厚だったら読むか分からない。
    老化で怠けたシナプスを活性化させるのには良いんだろうけどさっ。

  • これまでの狩人シリーズと異なります狩る側の人間の姿が見えてこない。新宿署の佐江は中国人通訳と協力し、連続中国人殺人事件の捜査を開始する。作者の特徴である心許ない一本の情報をたどりつつ、捜査を進める。上巻の終わりあたりでは、狩人の影らしきものは見えるが、誰がどのように事件に関わっているのかは見えない。通訳の協力者さえ怪しい。下巻が気になる。

  • 日中の公安機関の情報戦に日本の刑事警察が巻き込まれていく。
    現実にはあり得ない設定だと思いますが、物語としては分厚さに負けないスリリングな展開が続いています。

  • 佐江さんが主人公!中国人の登場人物はなかなか覚えられないが、流れとしてのストーリー展開が面白い。上巻500ページ一気に読みました。

  • 登場人物多すぎでだんだんわからなくなってくる。けど、おもしろい。

  • 上巻の最初の登場人物紹介で人数が多くて読むのをためらいそうだったけど読み進めていけばいつもの感じで、そんな不安は払拭された。

  • まずタイトルが強烈で内容がもっとすごい

  • 面白い!下巻に期待!

  • 相変わらずのよいエンターテイメント、裏切りません。

  • 狩人3部作の最新作。が、キャラクターがかぶっているか覚えていない。

    とりあえず、下巻へ。

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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