中国で、呑んだ! 喰った! キゼツした! (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344418875

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  • 2020年5月15 日読了。


    ●P15「白酒」の工場見学の話

    ●P32
     ・本物の「五りよう液」の味
     ・偽物対策で“スコープ”付く話

    ●P41 ミャオ族の「苗酒(ミャオシュ)」

    ●P65 雲南民俗村
     →雲南の代表的な15民族を見ることが出来る

    ●P66 イ族の地酒の話

    ●P67 モソ族の伝統酒
         「蘇理マ酒(スリマチュウ)」
      →P98に原材料と味の詳細
      →P104に土産物ではない酒の原材料と
       味の詳細

    ●P75 ペー族伝統酒は梅酒
     →「梅子酒」
     →「包容酒(パウグチュウ)」…
      トウモロコシの蒸留酒

    ●P81 モソ族の「母系世家」の話

    ●P153 チワン族の「水酒」

    ●P170 トン族の酒…米酒(ミーチュウ)
     →醸造酒「カオ・キョウ」 
      蒸留酒「カオ・チュウ」

    ●P186 広東は薬酒のメッカ

    ●P199 「客家(ハッカ)」の存在

    ●P200
     福建省は老酒の産地で、中でも龍岩には
     沈缸酒という貴重な酒があるという。

    ●P205 「紹興酒」
     →紹興で造られた老酒しか名乗れない。
     →2400年前から造られている。

  • タイトルや後ろの説明がひどいのは
    編集者のせいなのか⁇
    低レベルな説明はさておき、
    中はひたすら楽しそうでうらやましい。
    サンヤ位しか思い出はないけど
    確かに中国のごはんは美味しかった!
    しかしこの人はどんな酒も料理もグイグイいき
    ガッツが凄い。
    中国人も中国もわりと好きだから
    もっと知り合いたいな〜

  • 初めての酔っぱライター、江口まゆみ氏。

    この手の旅エッセイは結構読んでいる方ですが

    兎に角読み辛い。先に進まない。

    そんな本でしたが

    気軽に旅に出られないので

    雰囲気だけでも楽しめて良かったです。

  • 文章が読むに堪えない。
    異文化の勉強にはなったが。

  • 中国は昔から漠然と「好きだなぁ」と感じる国だったのだけど、日中関係の悪化を機に俄然興味が再燃して、その流れでこの本も読んでみた次第。
    韓国を旅行中に読んだのだけど、サラリと軽い文体なので、旅のお供にはうってつけだった。(オンドルに寝転がってビールを飲みながら読みました。極楽)
    中国人が、日本人や韓国人と違って、日常的にお酒を飲む習慣がないことは、この本を読むまで知らなかった。何となく、お酒に強いイメージがありました。(実際、いざ飲む時は無茶苦茶飲むようである・・・)
    尖閣問題のせいで「中国人は嫌いだ」という日本人が随分増えているようであるけれど、皆、そんなに中国人のことを知っているのかしらん?
    とりあえず、この本を読んで「来年、中国本土に行ってみよう」と思っている。その為にも、平和であってもらわなきゃねぇ。

  • 読み助2012年10月28日(日)を参照のこと。http://yomisuke.tea-nifty.com/yomisuke/2012/10/post-228f.html

  • 読みやすい。酒を楽しく呑んでる様子がなんとも面白い。

  • 読むのに、のらりくらりしてしまいました。
    なんだか最近、気持ちに余裕がなくて読書がままならない。
    ってゆーか、本を読みたい気持ちになれない。
    なんだろうなあ。波よ来い~。

    そんななか読んだ一冊。

    しかも読んでいるうちに、なんだか他人事に思えないことばかり。
    タイムリーになってしまった一冊です。

    帯タイトルは、
    「激ウマ!本当の 中国のメシと酒
     北京と上海だけじゃリアルな魅力はわからない!!!」

    酔っぱライターが中国の酒と飯を求める旅。
    いや~、かなりタフです。

    「中国人は、毎日酒を飲むという習慣がないんです。
     そのかわり、ここぞというときには死ぬほど飲みます」

    というように、
    お茶はよく飲まれているようですが、
    お酒はそこまで、ということがあるようで。

    でもでも、
    どんどん旅を進めていくうちに
    たくさんのお酒が登場します。

    個人のおウチで作られているような
    プライベートなお酒が続々と。

    そしてまあ旅先で出会う方々が本当に良い人ばかりで。
    別れを惜しんでくれたり、
    お酒を通して心から通じ合ったり、
    途中からは私もニコニコしてしまうほど。
    そんなに人を信じて大丈夫なの?女の子ふたりで平気??
    なんて心配はどこ吹く風、
    文章からは、和やかも違う、穏やかも違う、
    お酒が持ってる独特の雰囲気のハイな感じ、
    フレンドリーな感じが伝わってきます。


    「中国人は日本人に反感を持っている。
     日本人は中国を侵略したからね。
     でも君たちは可愛いな」と笑った。


    これが全てなんだと思う。

    国とか利益とか上にあがるにつれて
    ねじれていってしまうものが、

    目の前に落ちてきたら、
    きっとこういう感情を持つんだなあって。

    今そばにいる人は、
    決して敵ではなくて、接すれば普通の人間だって。
    これは著者と一緒に酒を飲んだおじちゃんが言った言葉です。
    なんだか泣きそうになった。

    笑えない過去を持っていても、
    眼前にくればただただ愛しい時間。

    たぶん、中国に住んでる人でも
    私たちと同じ気持ちのひとはいるんだと思う。

  • 酔っぱライターによる中国各地の地酒と食べ物を巡る旅。向かった先は、あまり馴染みのない南部の少数民族。中国だけでも多種多様なお酒があることに驚いた。身体を張って現地に溶け込み体験する姿勢に感心。

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著者プロフィール

神奈川県鎌倉生まれ。早稲田大学卒業。酒紀行家
1995年より「酔っぱライター」として世界の地酒を飲み歩く旅をライフワークとし酒飲みの視点から、酒、食、旅に関するルポやエッセイを手がける。
これまでに旅をした国は20カ国以上、訪ねた日本酒・焼酎・ビール・ワイン・ウイスキーの現場は100カ所以上にのぼる。
SSI認定利き酒師、JCBA認定ビアテイスター。


「2016年 『ビジネスパーソンのための一目おかれる酒選び』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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