女盛りは意地悪盛り (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 87
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344421745

作品紹介・あらすじ

エレベーターで挨拶できない男をこき下ろし、動物園の臭いを気にする母親にガツンとやり、「心は顔の悪い女が磨くものだ」と言い放つ。そんな著者は、自由と平等を錦の御旗とした時代を顧みて何を思ったか。時に膝を打ち、時にクスリと笑わせる、著者本人も思わず怯む、直球勝負のエッセイ五十編。あなたの男盛り、女盛りを豊かにする一冊!

感想・レビュー・書評

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  •  小さい頃、自分で紙力士を作り、戦わせて遊びました。私は千代の山を勝たせましたが、著者は鏡里だったようですw。内館牧子「女盛りは意地悪盛り」、2014.4発行。 ①花とか木は、話しかけながら世話すると育ち方が全然違う。植物は人間の言葉を聞いている。②大人の女がめざす三点は: 相手を楽にさせる物腰、許す心、気を長く。③挨拶できない大人が増えた。挨拶されたら、必ず挨拶を返す。人の前を通るときは、前を失礼いたします。

  • 2017.06.15

  • ふふふと笑って読んだ。
    こうしてさらっと読めて気持ちが軽くなる本っていい。

  • 2016 5/1

  • 切れ味のいい刃物みたいな文章。
    人生楽しんでいるのが伝わってきて、こちらまで楽しくなりました。
    著者はこのあと大病をして「文章が変わってしまった」 そうですが、出来たらそちらも読んでみたい。

  • 914.6

  • タイトルに惹かれて思わず購入(笑)辛口だけど、ごもっとも!と頷く話題や笑ける切り口に楽しめました。

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著者プロフィール

1948年秋田市生まれの東京育ち。武蔵野美術大学卒業。1988年脚本家としてデビュー。テレビドラマの脚本に「ひらり」(1993年第1回橋田壽賀子賞)、「毛利元就」(1997年NHK大河ドラマ)、「塀の中の中学校」(2011年第51回モンテカルロテレビ祭テレビフィルム部門最優秀作品賞およびモナコ赤十字賞)、「小さな神たちの祭り」(2021年アジアテレビジョンアワード最優秀作品賞)など多数。1995年には日本作詩大賞(唄:小林旭/腕に虹だけ)に入賞するなど幅広く活躍し、著書に映画化された小説『終わった人』や『すぐ死ぬんだから』『老害の人』、エッセイ『別れてよかった』など多数がある。元横綱審議委員で、2003年に大相撲研究のため東北大学大学院入学、2006年修了。その後も研究を続けている。2019年、旭日双光章受章。

「2023年 『今度生まれたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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