- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344421851
作品紹介・あらすじ
毒針で人を殺せる貝、鼻毛と鼻クソそっくりの疑似餌を持つ魚、浮気したオスをメスがボコボコにする両生類、頭をはたかれただけで死んでしまうツチブタ…。見た目や名前や生態がどうにもフシギな生物を、精緻で迫力満点なイラストと、爆笑必至の解説で64種紹介。奇妙な生物ブームを巻き起こしたベストセラー「へんないきもの」シリーズ第2弾!
感想・レビュー・書評
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前作「へんないきもの」を読んだのはいつだったか忘れたけど、またまた好きだなへんないきもの。
地球上、同時代にこんな生き物がいるなんて、まだまたわからないことだらけ。進化って面白い。早川さんの爆笑解説が楽しい本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なぜか次男4歳が好きで、よく図書館から借りてくる。1ページ全部読むのは大変なので、要約しながら。
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世の中には知らないことがまだまだまだたくさんあるんだなあと思い知らされました。
イラストと早川さんの文章が面白くてどんどん読み進めてしまいます。その一方で絶滅する種の多さに言及されていたり、非常に考えさせられる章もあります。
個人的にはトゲアリトゲナシトゲトゲが最高に気に入った名前で、トゲトゲというトゲのある甲虫にトゲの無いのが見つかり、トゲナシトゲトゲとなり、その中に更にトゲアリが見つかってトゲアリトゲナシトゲトゲになった。というのが落語のようでとても好きです。
また、ウイルスと細菌は全く別物。という項目も本当にその通りと思いました。ウイルスは最近よりはるかにちっぽけで細胞すら持たない。田生物の細胞を利用して増殖する。そもそも生命と言えるのか怪しい単純な粒子。
こういった正しい知識はちゃんと広まってほしいと思ったのでしっかり自分の学習塾には本書を置いておきます。 -
「へんないきもの」に続き、風刺とユーモアを取り入れた解説が面白い。イヌもへんないきものだった。探せばまだまだ出てきそうだ。
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トゲアリトゲナシトゲトゲ! ヨーロッパタヌキブンブク! ウルトラマンボヤ! ハワイアンキラー芋虫(仮名)! そしてイヌ!!
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1年かけて読んだ。ご飯を食べながら読む癖があるため、絵のリアルさに中断を余儀なくされること山のごとし。面白い……けど食欲減退……の繰り返しである。一番興味をそそられたのは、イヌかなあ……。
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前作同様に楽しい本です。
ただ、「気の利いた」文章が増えているようで、ちょっと読んでて苦笑いするところが多かったかも。
色々気にしないで軽く読むのが良いかな。 -
とてもユニークで面白いいきものをよく集めたなあと感心する。確かにへんではあるけれど、それは人間を基準にして考えるからであって、種の保存に最も有利な状況を生み出すための環境への適応である、というJ・ダイアモンドの著作を既に読んでいたので、違和感を余り感じなかった。
最後の部分に著者の意見が語られているが、生物多様性については諸説あるので必ずしも正しいとは云いきれないのではないかと思う。 -
よくもまあ,これだけ多様性のある生き物が進化したものだ.何かヒントがあるかと思ったが,余りにエッジに寄った種ばかり.