鈴木ごっこ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.27
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本棚登録 : 1459
感想 : 140
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344423473

感想・レビュー・書評

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  • 「ー」

    なかなか面白かった。

  • 何の面識もない男性3人女性1人が1年の間、鈴木という苗字の家族になりすまして生活をしていく物語。

    4人とも借金が原因で、このなりすまし活動(鈴木ごっこ)に巻き込まれるわけなのだが、最後には度肝を抜かれる結末が待ち受けている。

    なんだか実際にこんなことがあるのではないかと思わされてしまった。

    伏線も張られており、あの場面はここに繋がるのか!と気持ちが良かった。

  • 帯に引かれて購入。育児の合間に。
    設定が普通だったらありえないだろーと思いながら読んでいく。
    最後はなるほど~と。大どんでん返しって程ではないけど、読みやすい一冊。

  • 普通に面白かったけど…帯の煽りが詐欺なんじゃないかってくらいどんでん返しが軽くて物足りなかったです。どんでん返しものが読みたくて期待して読んだのに残念…

  • 一気読み。短いが、文章がうまく、笑えて少し切ない。最後は少し驚き。面白かった。

  • 315

    2016年では95冊

  • ちょっと期待しすぎたかも(?)

  • この本はTSUTAYAのオススメコーナーでドンデン返し1位にありました。


    2500万円の借金を背負ったてんでバラバラの四人
    ヤクザに脅されて偽の家族『鈴木ごっこ』をする事に!?

    登場人物達は2500万円の借金を背負うくらいなので、中々のダメ人間です。しかし、そんな四人が偽家族として暮らしていくうちに少しづつ更生していきます。まるで重松清さんが書きそうな物語だと思い読んでいました!








    最終章迄は・・・









    そして、ラスト1ページで物語の随所に散りばめられたノイズの正体が全てが明かされます。

  • 1990年代の初め、アメリカ・アリゾナ州の沙漠で、「バイオスフェア」という地球の環境問題を研究するために科学者男女8名が2年間、密閉された空間で生活するという実験がありましたが、読んでて、それを思い出しました。見ず知らずの4人が家族になって1年間一緒に暮らす物語です。みんな借金2500万円があり、その返済のためという仕掛けです。木下半太氏「鈴木ごっこ」、2015.6発行。テンポがいいのでどんどん読み進めます。読後感は、微妙です(^-^)

  • 面白かった。
    章が進むごとに、「ん?つじつまが合わないぞ?」って箇所が増えていくのがスリリングで一気読み。
    真相が明らかになった後、もう一度最初からパラパラめくって、「あー、こんなとこにもヒントがっ」と自分の迂闊さを確かめるのが楽しい!

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著者プロフィール

一九七四年大阪府出身。作家。劇団「渋谷ニコルソンズ」主宰。主な著書に『悪夢のエレベーター』『悪夢の観覧車』などの「悪夢」シリーズをはじめ、『アヒルキラー』『裏切りのステーキハウス』など。『悪夢のドライブ』『サンブンノイチ』『鈴木ごっこ』他、映像化作品多数。『ロックンロール・ストリップ』映画化の際は、自ら監督も務める。「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系列)では自身初の特撮作品メインライターに抜擢された。

「2022年 『オーシティ 負け犬探偵 羽田誠の憂鬱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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