世界は終わらない (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1964
感想 : 131
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344423794

感想・レビュー・書評

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  • ゆるいけど核心をついてるんだよなぁ。土田さん、いいキャラしてる。密かに応援しちゃおう。人はなぜ本を読むのか。それは人生がずっとつづかないからかぁ。深い。こういう「答え」が時々見つかるっていうのも本の良さ。

  • このマンガは心のサプリメントだ。笑って泣ける。しみじみと、あるある。土田くんみたいな書店員さんがいる本屋さんに行きたい。番外編にすーちゃんがちょこっと。

  • 土田君、結局すーちゃんとはどうなったのか?気になる・・・

  • 俺の宇宙はまだ遠い、の改題

  • 自分がどうこうしたって、世界は変わらないし終わらない。

    自分の狭い範囲で済んでしまう毎日
    変わらない自分
    変わっていく周囲
    世界から取り残されているように感じる夜

    変わろうとする自分
    冷めた目で見る周り
    もう少し頑張る自分
    少しだけ動く周囲
    少しだけ頑張ってみるといつも通りが少しだけ動く
    変わらないことへの焦りを包み込んでくれて、ほんの少しの行動を後押ししてくれる本でした。

  • 書店員10年、32才独身の土田君、影の薄いタイプ。
    仕事から帰って、一人の部屋で、プシューっと缶ビールもしくは発泡酒を開けて、人生について考える。

    スーちゃんの男性版みたいな感じですが、やはり男性だからか、土田君の性格なのか、ドロドロしていない。
    真面目で仕事熱心なのは、スーちゃんと同じ。
    同僚は楽してお給料もらうことばかり考えていて、繰り返しギャグみたいです。

    文庫になるにあたって、タイトルが変わったようですが、なんだか壮大になってしまいましたね。

  • 人生を考える

    意味なんて。

    そのときどきに誠実に答えていけばいいんだ。

  • 書店員の土田くん。いいと思う子には彼がいて、気にしなかった子に気に入られて。ままならないね。

    顔見知りでお互い気にしてたのに、ほんのちょっとしたことで巡り会えなかったんだなぁ。

  • 安定の一冊。
    益田ミリさんの本って、さらさら読めるのに、なんかほろっとする場面があるんだよなぁ。
    フィクションなのに、リアル、そしてあったかい。
    もと書店員としては、頷ける場面も多くて面白かった。

  • 人生のこと、自分の在り方、仕事のことを考えさせてくれる漫画。
    日常は淡々と過ぎるけど、でもその中にもすこしだけキラリと光る瞬間があるはずで、それをこの一冊から感じた。とてもこころが安らぐ。
    主人公の土田くんはとても良い人。こんな人と一緒になれたらいいなって思える人。

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に『欲しいものはなんですか?』『みちこさん英語をやりなおす』『そう書いてあった』『今日の人生』『しあわせしりとり』『すーちゃん』シリーズ、『マリコ、うまくいくよ』『僕の姉ちゃん』シリーズ、『スナック キズツキ』『ツユクサナツコの一生』『ヒトミさんの恋』『ランチの時間』等がある。

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