大名やくざ6 虎の尾を踏む虎之助 (幻冬舎時代小説文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.82
  • (5)
  • (9)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 65
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344424043

作品紹介・あらすじ

参勤交代をさんざん先送りしてきた藩主・虎之助。さすがにもう国入りしないとまずいが、やくざの抗争が一触即発の今、実家の丑蔵一家から離れることもできない。そんな折、虎之助はある偶然の出会いからこの難題を解く妙案を思いつく。一方国許では、"陰の藩主"が虎之助を早く殺したくて、うずうずしながら待っていた…。痛快シリーズ第六弾!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 偶然、自分そっくりの人間を見つけたことから参勤交代をやり過ごすことに成功した虎之助。
    とは言いつつ、すさまじい行動力で国許を粛清しちゃうのは、もうお家芸ですか、そうですね。

    国許はどうにかそれでやっていけそうな感じではあるけれど、
    参勤交代を免れて江戸に居るのがバレちゃいそうなまま次巻へ。
    (ようやく虎之助自身のピンチと言えなくもない流れになってきた)
    そろそろこのお話も佳境に入ってきたということかな。

  • 虎が追い詰められた!

  • 2016.9.23

  • 虎、万事休すか?

  • 第六弾
    影武者を利用し国元へ
    しかし段々と疑問に思う連中の策謀が?

  • 2015年10月刊。文庫書下ろし。シリーズ6作め。いつものように、虎之助の行動は痛快。あっと言う間に読了しました。いつの間にか6作めというのに驚きます。

  • ついに虎之助さんがピーンチ!
    ってところでつづくになってた。
    次が気になる。

    「馬鹿ほど運を持ち出すんだよな。おれはな、なにかやろうと思ったら、やれることはぜんぶやるんだよ。」ってセリフに、努力を惜しまないまっすぐなキャラっていいなって思いました。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

風野真知雄の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×