- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344424876
感想・レビュー・書評
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縁むすび ー 居酒屋お夏シリーズの5作目。
2016.06発行。 文字の大きさは、中。
天ぷら、父子の宴、縁むすび、お仏飯の短編4話。
4話目のお仏飯は、香具師の千住の市蔵が、小頭・屋代の勘吉に高輪を攻めさせる為に、こたび刺客として剣客・浦松哲之助たちを送り込み高輪一帯を仕切る五郎蔵を襲わせるが。お夏たちの加勢で五郎蔵への襲撃は失敗する。
市蔵は、五郎蔵に加勢したお夏たちに疑問を持つ。
今後、市蔵と五郎蔵の対決は、そして、お夏の素性が市蔵に解るのか…
次作は、どのような展開になるのか楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お夏さんが格好いいのは最初からだけど、周りを固める男連中がどんどん味わいを深めていく。
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2021.02.27
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お夏は同心の茂十郎と心通わせることになるのか?
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居酒屋お夏5巻。
過去登場メンバーのその後もあって嬉しい1冊。
シリーズ久しぶりの人や、途中からの人にもさりげなく配慮してあるところは優しい。
家族のつながりにほっこりする巻。
収録作品:天ぷら 父子の宴 縁むすび お仏飯 -
内容(「BOOK」データベースより)
母の仇を討ったことにより、闇の勢力との激闘に巻きこまれたお夏。だが彼女は、居酒屋の女将としての穏やかな日常を守ろうとしていた。そんなある日、お夏は婀娜な女に呼び止められ、殺しを依頼される。馬鹿な願いと一蹴したお夏だが、その女が続けて口にした名前に胸騒ぎを覚え…。願えば願うほど安息の日々は遠ざかるのか?波乱の第五弾。
平成29年7月16日~19日 -
全作品を読了中の岡本さとるさんです。「居酒屋お夏(五)縁むすび」、2016.6発行。天ぷら、父子の宴、縁むすび、お仏飯の4話。表題になっている「縁むすび」が秀逸でした。あとの3話、今回は少し物足りない気がしました。お夏の「人ってのは、一人でいる時の顔に幸せか不幸せかが出る」、そうかもしれないなと思いました。
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2016.9.29
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201606/安定のシリーズ。清次を始め、龍五郎、礼三郎親子、五郎蔵といった男性陣の味があるキャラがいい。タイトル作の「縁むすび」寛助の思いが切ない。