おかげさまで生きる (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 77
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344426092

感想・レビュー・書評

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  • 数年前に読んだものですが、このかたの圧倒的な迫力、パワーに偉い感銘を受けたのを覚えています。スゴ真実が書かれていたような気がする。詳細はまた書きます。

  •  人の生と死の概念、生き方などを端的に書かれた一種の指南書のような作品でした。
     各章、専門的知識や筆者の経験、考えなどを踏まえながら、簡潔に分かりやすく記されており、章末には格言としてまとめられているので、大変読みやすい作品でした。
     私は、本書を知人から借りて読みましたが、バイブルとして購入しても良いかなと思うほどの作品でした。

  • お医者さんは人の死を日頃からたくさん見る。
    その毎日はおそらく過酷なもので、まさに修行なんだろう。
    だからなのか、その人生観は年季の入ったお坊さんのように感じた。
    その結果、これから私は周りに感謝して、おかげさまで生きて行こうと考えついたならば、その答えは
    きっと正しく、学ぶべきものだと思う。

    今日と同じ明日が来るなんで誰にもわからない。
    だから、毎日を全力で楽しむことが、人生でいちばん大切なこと。

    人生はギブandギブ。見返りを気にせず惜しみなく与えると、いつか全く別のところからギフトが自分の元に届くもの。

    迷ったり悩んだりして周りに相談しても、
    最後は自分と静かに対話して、聞こえた声が答え。

    大変な目に遭っている人は、それに見合った
    大きな学びを得るものなんだろうな。

    まだまだ修行が足りないわたし…


  • 救急救命の現場で医師として活躍されていた方の著書。
    自利・利他の心(自分を生かし、他人を生かすこと)を大切にすること。
    目に見えないものには敏感になること、あらゆることに感謝すること。
    生きづらさを感じる世の中に住む我々にパワーを与えてくれる言葉が、この本の中にはたくさんありました。
    「死」は肉体死であり、魂は永続するという考えがとても響いた。見守ってくれる方々の存在や気配を感じながら生きていきたい。

  • だいぶ前に買って一回は読み終えてそのまま本棚に並べていましたが、友達とこの著者の話題になり、また読み返してました。

    たまたま、会社の人間関係でストレスが溜まりつつある時であったため、ずいぶん気が楽になりました。

    また、現代の日本人が忘れつつある大事なことも書かれてあり、疲れていた私の心に、すーっと染み込むように入ってきました。また読む機会を与えてくれた友人に感謝します。

    多くの方々にお勧めしたい一冊です。。。

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著者プロフィール

矢作直樹(やはぎなおき)
東京大学名誉教授。医師。1981年、金沢大学医学部卒業。1982年、富山医科薬科大学の助手となり、83年、国立循環器病研究センターのレジデントとなる。同センターの外科系集中治療科医師、医長を経て、99年より東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および工学部精密機械工学科教授。2001年より東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および医学部附属病院救急部・集中治療部部長となり、2016年3月に任期満了退官。株式会社矢作直樹事務所を開業。
著書に、『悩まない生き方』(三笠書房>)、『人は死なない』(バジリコ)、『おかげさまで生きる』(幻冬舎)、『お別れの作法』(ダイヤモンド社)、『自分を休ませる練習』『自分を好きになる練習』(以上、文響社)など、多数。

「2022年 『身軽に生きるコツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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