- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344427549
感想・レビュー・書評
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美男で大金持ちの隠密、藤次郎の活躍の物語です。
藤次郎は、父正一郎が安永二年(1773)に急逝したために、塩問屋「塩田屋」の主となったが。塩田屋は、八代将軍吉宗に紀州から連れてこられた将軍直属の隠密であった。最愛のお夏の父庄右衛門に、藤次郎が隠密をやめないとお夏とは一緒にさせないと言われ。
十代将軍家治に隠密をやめたいと言うと、将棋の駒をすべて集めたらといわれる。此度は、隠密として仕事をして9個集めたが、まだ31個残っているところから始まります。庄右衛門からは、今年中にお夏を他家に嫁に出すと手紙で期限をきられる。
【読後】
字が大きくて、物語が単純で、軽快に物語が進んで行きます。4話の中で出家して尼になった前将軍家重の側室と寺社奉行との恋を書いた「駆け込み寺の華」が特によかったです。字が小さい本を読み続けているので、大きい字で読みやすい手元に有る時代小説を読むことにしました。このために第2話を飛ばしました。
「リサイクル資料」
哀しい仇討ち ー 若旦那隠密シリーズ3作目《文庫本》
2018.06発行。字の大きさは…中。2023.10.05~06読了。★★★☆☆
不穏な気配、恨み虫、駆け込み寺の華、哀しい仇討ち、の連作短編4話。
図書館のリサイクル資料
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若旦那隠密一覧
04.門出
03.哀しい仇討ち 2023.10.06読了
02.将軍のお節介
01.若旦那隠密 2019.11.01読了
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お夏ちゃんと添えるのか?