- Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344429703
作品紹介・あらすじ
売れないカメラマンの仁はある日、窓辺に立
つ美しい少女・陽を偶然撮影する。難病で家
から出られない陽は、日々部屋の中で風景写
真を眺めていた。「外の写真を撮ってきて頂
けませんか?」という陽の依頼を受け、仁は
様々な景色を届けることに。写真を通して少
しずつ距離を縮めるふたり。しかしある出来
事がきっかけで、陽が失踪してしまい……。
感想・レビュー・書評
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凄く読みやすく、ほぼ一気読みできました。
読んでいて文章から映像が頭に浮かんでくるのは
上手く表現されている証拠でしょうか。
ただタイトルと内容がもっとマッチして欲しかったかな!
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最後まで甘々だけど、それでいいんです。最後の1行が目に入っちゃったけど、そこに至る紆余曲折はあったけど、それでいいんです。
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設定は純粋なふたりのラブストーリーだけど、病気の背景は現代人のメンタル的に抱える問題点みたいなものを考えさせられるリアルさを含んでいて、どうなっていくのか…気になって一気に読んだ
最終的にはふたりのお互いを思う気持ちから、病気の全容も解明して乗り越えられたけれど、現実の世の中でもこういった理由で起きている病は在るのかもしれないと考えさせられた… -
読んだのはかなり前ですが、途中で登場したケーキの表現がすごく心に残っています。
小説はすごく温かみのある最後でした。
全体的に温かさと冷たさ両方を感じ取れました。 -
『若きカメラマンと難病の女性との運命的な出会い』……。人はもろくて弱いけれど人との出会いによっては優しく強くなれる、そんなステキなラブストーリー✨二人にまつわる登場人物も人に元気や優しさを与えてくれ、読んでいて全く嫌味が無く、スゥーっと心に入ってくるストーリー展開だったと思う✨ 爽やかな二人のラブストーリーが感動的でした
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2023/06/30
この人の小説は、ラストで死に別れたりどうしようもない別れが訪れたりでハッピーエンドにならない小説ってイメージを持っていたので、この本は純粋にいい終わり方でよかったなーって思います。(ネタバレ…?)
二人に立ちはだかる困難をちゃんと二人で克服していこうとするまでの展開がとても続きが気になって読み進められる本でした。
小説を読んでると脳裏によぎるのは「実写化するとしたらどんなキャストだろう?」とか「このシーンはどんなふうに表現されるんだろう?」とかそんなことばかり考えてしまいます。
とても読みやくておススメです。他の本も読んでみようと思いました。 -
ただの恋愛だけを描いた物語ではなく、家族の愛もしっかり丁寧に描かれていて良かった。信じることは怖い、だけど無条件で信じられるのが本当の愛なのかなと思った。
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ありきたりな難病の彼女とカメラマンの男が結ばれる話。途中はくどくて飛ばしてしまった。