- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344432901
作品紹介・あらすじ
十二発の銃弾を雨宮リカに撃ち込んだ事件から約二年──懲戒免職になった元刑事の青木孝子は浮気調査専門の興信所に勤めていた。リカの復讐に怯える日々を過ごすなか、リカらしき女の目撃情報が届く。事件に決着をつけるため京都へ向かった孝子は、リカの異常な逃亡生活の足取りを摑むが……。憎悪に塗まみれた二人が再び対峙する、シリーズ第八弾。
感想・レビュー・書評
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五十嵐貴久『リベンジ』幻冬舎文庫。
シリーズ第8弾。
時系列で言うと『リカ』の後日譚となる『リターン』から2年後の物語が描かれる。
本当にリカは姿を見せるのかと半信半疑でやきもきしながら読み進めば、最終盤に姿を見せ、これまで以上に大暴れする。完全なる怪物と化したリカ。何時にも増してグロな描写が多いので、ご注意の程を。
『リターン』では警視庁コールドケース捜査班の青木孝子は同僚の梅本尚美の危機を救うために雨宮リカに12発の銃弾を浴びせ殺害する。しかし、事件現場から運ばれた3体の遺体のうち1体の行方が不明となり、リカが生き残った可能性もあったが警察組織はそれを隠蔽した。
発砲の責任を負わされ懲戒免職処分を受けた孝子はリカの復讐に怯えながらも、同僚の紹介で浮気調査専門の興信所で働くことになる。ある日、孝子の元に京都でリカの姿を見掛けたという情報が入り、孝子は事件に決着を付けるために京都へと向かう。
一方、テレビ局のディレクターを務める佐藤勝幸は、リカを題材にテレビ番組を制作しようと目論んでいた。そんな佐藤の耳にリカが大阪に潜伏しているという情報が入り、部下の城川令奈と大阪へと向かう。
だが、リカは東京に姿を見せる。東京に舞い戻った孝子は警察の協力を得て、自らを囮にし、リカとの最終対決に挑む。
本体価格710円
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あささん、こんばんは♪
読了お疲れ様でした。
読めてない本がたくさんあるのに
リカシリーズ時系列順に再読したいなー。
全くの同感で、勝...あささん、こんばんは♪
読了お疲れ様でした。
読めてない本がたくさんあるのに
リカシリーズ時系列順に再読したいなー。
全くの同感で、勝手に ウンウン それわかるーって共感しまくりでした。
次作、楽しみに待ちましょう♪
その間に少しでも積読減らさないとですね^^;2023/05/22 -
ヒボさん、こんばんは♪
このたびはお世話になりました!
リカ中毒仲間嬉しいです(〃ω〃)
再読悩ましいですよねー。
次作の予定が出たら一気...ヒボさん、こんばんは♪
このたびはお世話になりました!
リカ中毒仲間嬉しいです(〃ω〃)
再読悩ましいですよねー。
次作の予定が出たら一気読みでもしようかと検討中です。
2023/05/24 -
あおさん、こんばんは♪
リカ中のヒボです(笑)
私は全巻手放してしまったので、シリーズ完結してから時系列順で読み返そうと思ってます。あおさん、こんばんは♪
リカ中のヒボです(笑)
私は全巻手放してしまったので、シリーズ完結してから時系列順で読み返そうと思ってます。2023/05/25
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リカシリーズの第8弾。
おもしろい。
表紙に何で女の子が?って思ったら、そうきたか!
さすが五十嵐先生。
飽きさせません。
五十嵐先生はたびたびご自分のことを
『いい歳したおじいちゃん』と言われることがあるが
五十嵐先生は女性の主人公のお話しが多い。
しかも30代独身のバリバリ働く女性の考え方、心理、ファッション、食べ物、すべてにおいて完璧な人物像
を描く。
本書のあとがきに代えて、を読み五十嵐先生が苦しまれたことを知りショックだった。
フィクションと現実にある壁に亀裂が入り始めている、と。
今後の先生の作品に影響が出なければいいが。
ずっと楽しみにしているリカシリーズ。
ゆるがないで欲しい。 -
この本を読んで1番の驚きがリカは 本間の子供を産み育てていた事!
前半、リカは全く出てこなくて あれ?これリカの続編だよね?と思いながら読み続けていくと ラストのあたりでようやくリカらしき人物が登場。
それまでリカにとても似た目撃情報がチラホラあったけど なかなか確証が無く…
この子供がいつか第2のリカとして ストーリーが進んでいくのか?
何冊もシリーズ化しているけど ラストをどう締めくくるのかとても気になるので読み続けてしまうだろうな。
フィクションなんだから どうでもいいけど もはや人間では無い! -
読み終わりの満足度はかなり高くて、次回作が楽しみになる本作でした。
実際リカが出てくるシーンは少なく、過去の総まとめ的な内容が多かったけどその中にも、
「誰にでも”リカ”になってしまうネガティブな感情や原動があるよ」と著者の方が訴えかけているような作品でした。
歴代の登場人物を整理したり懐かしい名前が出てきたりと過去のリカシリーズを再読したくなります。
じかいさくがたのしみでねむれないよねむれないよはやくじかいさくよみたいよよみたいよ -
終盤に差し掛かって加速する展開に、ハラハラしながらあっという間に読み終わり、今作も面白かった。次回作が楽しみです。
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「リカ」シリーズは本書『リベンジ』までに八冊刊行されており、シリーズを通してクロニクル形式(年代記)となっていることを読み終えてから知った。ただし、八つの作品は有機的関係を保ちつつ独立した小説であり、シリーズのどこらか読み始めても楽しめるそうだ。ただし著者としては刊行順に読んだ上で可能なら時系列順に読むことを薦めており、一粒で二度美味しい(楽しめる)とのこと。シリーズを最初から読んでみたくなった。
本作は期待していた以上に楽しめる作品であり、一気に読み終えた。殺人鬼(?)「リカ」による犯行の数々は目を背けたくなるような猟奇殺人でありグロテスクな表現が多数出てくるが、その点に左右されることなく軽快に読み進めることができた。
シリーズを初めて読んだわけで全体像は把握できていないとは思うが、「リカ」は一人の殺人鬼ではないような気がする。「リカ」は複数存在し増殖し続けているのかもしれない。謎が謎を呼びシリーズへの期待がますます大きくなっている。
以下は個人的メモ
「リカ」シリーズ
『リベンジ』まで八冊刊行済
クロニクル形式、全て有機的な関係を保ちつつ、独立した小説で、どこから読んでも楽しめる。
ただ、できれば刊行順に読むことが推奨されている。
刊行順
『リカ』→『リターン』→『リバース』→『リハーサル』→『リメンバー』→『リフレイン』→『リセット』→『リベンジ』
しかしながら、クロニクル形式とは年代記を意味する。従って、時系列にそって読むのもまた楽しい。一粒で二度美味しい構造になっている。
時系列順
『リバース』→『リセット』→『リフレイン』→『リハーサル』→『リカ』→『リターン』→『リベンジ』→『リメンバー』 -
※
『リカ』シリーズ第八弾
どんどんパワーアップするリカに怯え、
人生を翻弄される人たちの物語。
ーーーーー
リカに婚約者の奥山を殺された青木孝子は、
同僚の梅本尚美を助け、復讐と身を守るため
リカに拳銃を向け12発の銃弾を放った。
自身も酷い傷を負った上に、警察を懲戒免職に
なった孝子のその後の人生は激変する。
12発の弾を受けて生きているはずがないと
思う反面で、生き延びて自分を殺しにくる
んじゃないかとリカの影に怯えてすごす。
人の常識では想像のつかない究極の異常さ、
悪意と増悪、自己愛の塊のようなリカと
警察の最終決戦。
と思いきや、表紙絵が指し示す予想だにしない
人物の登場で、また次回への期待が持ち越され
ました。
コメントありがとうございます。
完全にリカ様中毒です^^;
本作は待ちに待ったリカ様が登場します!!
...
コメントありがとうございます。
完全にリカ様中毒です^^;
本作は待ちに待ったリカ様が登場します!!
「リカ」「リターン」にて恐怖した事を思い出しながら読み終えました。
リカ中毒(笑)
迷うな〜、続編を読むの…
絶対、人じゃないですもんね(笑)
リカ中毒(笑)
迷うな〜、続編を読むの…
絶対、人じゃないですもんね(笑)
リカ様はモンスターです^^;
一緒に中毒楽しみましょう(*´艸`)
リカ様はモンスターです^^;
一緒に中毒楽しみましょう(*´艸`)