ダ・ヴィンチの遺骨 コンサバターV (幻冬舎文庫 い 64-6)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344433649

感想・レビュー・書評

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  • コンサバターシリーズ第5弾は前作の続き。
    パリに滞在しルーブル美術館に協力するスギモトと晴香が、レオナルド・ダ・ヴィンチの「大洪水」の謎に迫る。

    今回は全編レオナルド。
    思わぬところで見つかった素描の来歴を調べる内に判明していく思わぬ人との繋がり。
    どこまでが史実かわからないけど、まさかのあの皇太子妃まで登場して物語はクライマックスに。
    それにしても美術館の清掃のバイトとか魅力的。でも、身辺調査が厳しそう。

    スギモトと晴香の関係にも進展が?
    そしてルイーズの次の職場とマクシミランとの仲はどうなる?とまだまだ次作が気になります。

  • ダ・ヴィンチの素描の秘密に迫る今作。前作から内容は続いていて、引き続きルーブル美術館のプロジェクトを担当するが、訳アリのよう。
    どこからがフィクションでどこまでが史実なのか、読みながらハラハラした。
    まさか、ダ・ヴィンチがそんなところに絡んでくるとは、という仕掛けには驚かされた。
    だが、個人的にはできればもうちょっと深堀りしてほしかったな、と感じるエピソードもあった。

  • 意外な展開だった。二人の今後も気になる。

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著者プロフィール

1988年、京都府生まれ。東京藝術大学美術学部芸術学科卒。香港中文大学大学院修了。2015年、『神の値段』で第14回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞して作家デビューを果たす。主な著書に『ピカソになれない私たち』、『コンサバター 大英博物館の天才修復士』からつづく「コンサバター」シリーズ、『飛石を渡れば』など。近著に『カンヴァスの恋人たち』がある。

「2023年 『光をえがく人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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