すべてがFになる (幻冬舎コミックス漫画文庫 あ 1-1)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス (2007年6月1日発売)
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本棚登録 : 398
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344810280

感想・レビュー・書評

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  • ドラマ化を機に購入。
    孤島の超ハイテク研究所に閉じ込められた天才少女という魅力あるテーマだけにまあまあ面白かった。でももう少し捻りがあったらな。90年代だかや仕方ないのか。ドラマは2話ではなく倍くらいでもっと丁寧に作ってほしかった。タイトルの作品だし。

  • どこにいるのかは 問題じゃない 会いたいか 会いたくないか それが距離を決めるのよ

  • 本棚から再読。

    孤島の研究所で起きた密室殺人。パソコンに残されていた「すべてがFになる」という謎のメッセージ。天才工学博士の死に居合わせた教授・犀川創平と大学生・西之園萌絵が事件を解き明かす。

    スタイリッシュ。
    元々原作の小説を読んでから漫画化されたこの作品を読んだので、漫画というよりイメージイラストが散りばめられている印象を受けた。良い意味で。
    殺人の動機について考えを追いかけてみるけど何かもう果てしない。
    あと、トリックは漫画だとわかりやすく説明されているけど、それだけにポカーン度が上がる気がする。専門的過ぎて理解できない。頭の良い人が考えることはわからん!
    未知の才の前に為す術はない。天才の異質さに震え上がる話だなぁ、と改めて。

  • かなり面白かった。
    タイトルがなぜそうなのか、理系の出身の私にとっては衝撃だった。
    よく考え込まれた作品。
    シリーズものらしいので、続きも読んでいきたい。

  •  森博嗣の代表作のマンガ化バージョン。ページ数やコマ割りの都合もあってか、端折らざるを得ない所が多くて、神聖なシーンも一コマとなるくらいのレベル感。ちょっと短いか。
     ただ、筋は本当に面白い。今読んでも、しかも小説を読んでいる人にとっても、それでも楽しめるのだからすごい作品だ。示唆と可能性に富んだ原作を感じることができる。

  • 犀川先生と萌絵ちゃんの続きが気になる。

    しかし真賀田先生は、びっくりですね。
    全くトリックがわからなかったもんな。

  • 同タイトルの小説のコミカライズ。原作は読了済、ドラマ化をきっかけにコミカライズに手を出してみた。浅田寅ヲさんの絵はかなり癖が強く、正直好みではない。でも犀川の精神世界などは上手く表現できていると思う。細かいところ忘れてるし、原作の何処を端折ったのか分からないのは幸いだったかも。「ドラマ化するらしいから、まずはコミカライズ」は止めておくべき。本編の後にはキャラクターデザイン設定集収録あります。国枝助手が予想以上に男で噴いた。いや、女性に見えたら不味いんだけれど……うん。気になったのは「N大の、本物の国枝さんは超スケアーな方」とのコメント。スケアーって何ですか(汗)

  • 読み始めの20ページ程は急激に引き込まれたが、そこから少しトーンダウンしてしまった感があった。真賀田四季という天才、最原最早との対決が見たくなるような人物像。

  • 情報工学的なオチなので、その辺りの知識がある人はより楽しめる。嫌いじゃない。

  • 2012/08 読了

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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