- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344814097
感想・レビュー・書評
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これは私には合わなかった。
攻めも、死んだ受けの兄も好きになれない。
自分たちがどれだけ受けを傷付けたか、本当はわかってないんじゃないな。
脇キャラ円城寺と本宮がいい人で、救われたのはそこ。
受けの健気さが悲しかった。 -
杉原さんのこういう静かな作品好き ^^ただ、脩一視点でも少し読みた かったのと、兄の雅紀の気持ちがど うもよく分からず・・どれくらい脩 一を好きだったんだろう。初めさ らっと読んだときは、この兄も弟に 兄弟以上の感情を持っているのかと 思ってしまった。確かに、瑛と脩一 の年の差がなかったら、もっと早く に気づいたんだろうなぁ~。タイト ルも素敵でした。
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瑛は可愛すぎて切ない。
兄の恋人だった脩一が、瑛をいつから好きだったのかが分かりづらくてもやもや。脩一を好きになれなかった。
脩一も結構勝手だが、お兄ちゃん、余計な牽制したり捨てたり意外と酷い人ですよ! -
切ない!
この一言に尽きます。
誰も悪くないからこそ、解決することが難しい。
その難しさをこんなにきれいに描いた作品はそうないと思います。
割とローテンポな進みですが、このローテンポさにこそ二人の感情の機微が表れているのではないかとおもいます。
私は受に感情移入するタイプなので、何度も涙が出てしまいました。
おすすめです。 -
地味に良かったな〜。特別な展開ってほどでもなく静かに進んで行くんだけど丁寧に気持ちの揺れが出ていて好きだなこれ。ミステリアスに分かって来るそれぞれの想いが優しくてすれ違っててジワジワ好い…。幼い頃から知ってるだけに年の差が、言われた事が、足枷になって切なかった。
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砂浜を歩く、一定の距離感というのに妙に萌えました。
切ないのと萌えるのと、どちらも楽しめるお話でした。 -
【あらすじ】
大学生の瑛は、兄の恋人だった脩一と一緒に暮らしている。数年前、兄・雅紀の死に落ち込む脩一と一時期関係を持っていたが、今はお互いそのことには触れられずにいた。昔から脩一を好きだった瑛は、脩一と恋人同士になりたいと願っていたが…。ある日、不思議な均衡を保ちながら暮らす二人の前に、雅紀がかつて家庭教師をしていたという青年・本宮が現れ―。
【感想】
作家買い -
これは杉原理生作品中でも相当すきです。切ない思いにこちらの胸が苦しくなった。