魔王をプロデュース!? (幻狼FANTASIA NOVELS K 8-1)
- 幻冬舎コミックス (2010年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344820982
作品紹介・あらすじ
外見はコワモテ・中身は気弱な乙女という中年男メィズは現在失業中。可憐な(ただし外見だけ)娘ベルに蹴り飛ばされながら仕事を捜す毎日だ。そんな彼らの前に、あまりに好条件のアルバイトが舞い込んできた!釣られて向かった先は、なんと世界征服を目指す魔王の居城!そう、メィズの仕事とは-かの恐ろしき魔王の"影武者"だったのだ…。抱腹絶倒間違いなしの第1回幻狼大賞優秀賞受賞作、いよいよ登場。
感想・レビュー・書評
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魔王の定義ってなんなんでしょうね。
この世界には魔って属性は無いようですし…。
「妖精」という種別はあるようだから、同じく「魔物」という種別に属するものを統べていたから魔王なのかな。
となるとやはり、そこには善悪の意味は含まれていないということになりますね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
職を探している父親は、がたいはいいし顔は厳つい。
なのに中身は…正反対。
そしてその娘も、外見と中身が反比例。
そんな親子が就職した先は、思いもしない所でした。
キャラが濃い、とはまさにこの事かと。
これだけの人数が出て、完全に誰が誰だかわかるというのは
すごい事だと思います。
話の内容としては、非常に軽くて読みやすいです。
どこもかしこも笑いが取れるものです。
ちょっと後半詰め込み過ぎ? とは思いますが。
娘のカードが多すぎない? とも思いますが。
結局主人公は誰? と首をかしげましたが。
全体的には面白かったですw -
予想以上にラノベだった。ベルさんがマジ最強。イケメン四天王に囲まれているのに恋愛色が全くないのは良いのか悪いのか。
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ノリがよく、読みやすい。
ヒロインが元気。 -
タイトル買い+表紙買い。
ファンタジーと銘打っておけば何をやっても許されるといわんばかりの小ネタやパロディの数々。野ブタのほうは読んでないけど、もしかしたらそっち関連でもネタが仕込まれていたのかもしれない。
少し長い、後半の展開に伏線が少ない、などはあるが、
そういう細かいところを気にしなければ、ノリよく楽しく読める作品。
父ちゃんかわいいよ父ちゃん。