- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344832770
作品紹介・あらすじ
はるか昔、栄華を極めた華和泉の国に、神と共に采配を振るう験の巫女がいた。その拠点とされた歴史ある華和泉神社に生まれた美鈴は、可憐な容姿で心優しく、幼くして両親を亡くしながらも、祖父と二人幸せに暮らしていた。しかし二十歳になった美鈴の身体に、異変が起こる。祖父を残して死ねないと、美鈴は祠に祀られた神に助けを求めるが、そこに現れたのは二人の男だった。一人は硬質で勇ましい男、名は黒蓮。もう一人は柔和で輝く美貌の男、白蘭。なんと二人は双子の神で、美鈴は彼らに仕えた験の巫女の血を引くらしい。強引ながらも秘めた優しさを見せる黒蓮と、穏やかで理知的な白蘭、そんな二人に愛されてしまった美鈴は-?
感想・レビュー・書評
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イラストの方にはまった時期があり、そのころに手を出した作品。なので初めましての作家でした。
悪くはないですが、追っかける感じもないような作品。
二人の神々もいいのですが、私にはあまり特色もなく、楓の方が気になりました。
イイやつでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
デビュー作。二話目の「桜咲く頃」も良かった。
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新人様!新書で新人様というのはなかなか手が出ないんだけれど、こういうあらすじは好きなので思い切って購入♪ 私好みのお話でした。神様二人も対照的で良かったです。 受が読み始めはすごく弱いイメージがあるんだけれど、実は心は強くとってもいい子で好感持てました。 すべての設定が良かったですね。 書き下ろしの瑞希のお話も最後はちゃんと救われるというか幸せになれるし、ほのぼのとしていて私はとっても気に入りました♪