- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344832886
作品紹介・あらすじ
インペリアルの聖獣として待望の初陣を迎えたアルティオは自分の"対の絆"である騎士リオンの不甲斐ない戦いぶりに頭を抱えていた。リオンは昔から魔獣殱滅の研究に没頭していてアルティオは放置されがちで、ずっと不満を抱いていた。初陣から一年と数ヵ月後『リオンは、正当な騎士候補から繭卵を横取りした卑怯者』というふたりの溝を抉るような噂が、帝都に流れる。噂の影響を受けたアルティオは彼に一層の不信感を抱き、距離を取るようになるが…。
感想・レビュー・書評
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リオンにとっては初めての子育てなので仕方ないけど、子供のうちはもっと構ってあげて、研究はアルが学校行っている時間か、ある程度成長してからすればエドにつけ込まれることはなかったと思う。
エドも子守する機会が無ければ、騎士になる夢なんか見ないで、大人しくただの侯爵でいたかもしれない。
5冊読み終わってしまい、続きがないのが残念。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
究極の年下攻めと書いてありましたが確かにw
もうタイトルからして切なくなる準備OK!で
読み始めました。切ない~~;;
今回は私的地雷もなく泣けて満足でした。 -
美形俺様攻め(聖獣)×ヘタレ眼鏡受け
このシリーズが大好きなので面白かったです。が、聖獣が攻めとなると、幼児のときから育ててきた我が子に攻められることになり、息子×母を見ているような感じで、ちょっと萎えてしまいました……
年下攻めが好きな人にはいいのかな。
個人的には、騎士×聖獣のパターンの方が萌えます。いろんなカップルがいてバリエーションがあって良いとは思うのですが。
あとがきには続刊の話題が無かったのですが、人気シリーズなのできっと次も出るのではないかと!また楽しみに待ちたいです。 -
対の絆の相手を変更するにはリオンが死ぬしかないんだよ ね。 だからリオンはアルの為に自分の出来る事は死ぬしかない のか?と思ってしまう。 だからと言ってみずから命をたつわけじゃないんだけれど 、 だから余計に切ないのかもしれない。
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放任主義の親の下で反抗期を迎えた青少年が反抗期をこじらせた話。
途中、切なくて切なくて泣けました。
言葉や態度を惜しんではいけないですね。 -
シリーズ第5弾は、前回と同じくモフモフ×騎士。ちっちゃい頃はかわいくて甘えっ子だった聖獣が、気が付いたら身体も態度も大きくなって反抗期でえらそうになってた…という、なんだか切なくも身に沁みる話です。
ヘタレで騎士としての華がなく、カッコよさも今ひとつなリオン。インペリアルとして高い能力を誇るアルティオからすれば、不甲斐ない気持ちになるのも無理はないのです。
それだけではなく、小さい頃から研究に没頭して夢中になるリオンに遊んでもらえなかったりと、とても淋しい思いをしていたアルティオ。
それが皆のためになるとても大切な研究だとしても、甘えたい盛りの子供には理解できるわけもなくて、小さい頃の姿がキュンキュンするほどかわいいだけにアルティオに対するかわいそうな気持ちで胸が一杯になりました。
怪我までさせるなんて、リオンは親としては尾木ママからきっと失格にされるでしょう…
リオンはこれまでアルティオに邪険な態度なんて一度もしていないし、いつも慈しみの気持ちにあふれてるんですが…努力不足。
なりはデカくても、まだまだ未熟なアルティオには理解できなかったんでしょうね…
リオンがもっと注意深くアルティオを見つめよく話し合っていれば、こんな間違いやすれ違いはおこらなかったよねと涙が止まりませんでした。
アルティオもリオンも決して完璧ではない人間臭さがあって身近に感じられました。
エドワルドの陰謀という大きなトラブルに巻き込まれ、危機を乗り越え、精神的に成長して強くなって二人の絆がしっかりと結ばれていくまでの過程が涙無しには読めなかったです。
大人っぽくなって頼もしくなったアルティオだけど、これからはリオンがベッドでせいいっぱい甘やかしてあげてほしいです。
聖獣攻(かわいかった子供時代は重要)って、ほんとに萌えます。辛いことがあった分、甘い結末で満足。 -
★4.5
とりあえず、地雷がなくて一安心(苦笑)このシリーズは読むとどっぷり入り込んで引き込まれる。対の絆は本物なのに、周り噂や策略によってすれ違う2人がせつなくて泣けた;;でもやっぱ、リオンがアルを構わなかったのが一番良くなかった。だから隙を作ったと思う。この辺はこれまでのシリーズとは違うところかな。紆余曲折後の甘々っぷりににまにま♡ -
リオンがちゃんとしてれば何も問題はなかったのでは、と思うとアルティオが不憫でなりません。