交番PB (2) (バーズコミックス スピカコレクション)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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本棚登録 : 36
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344835061

感想・レビュー・書評

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  • 抱腹絶倒、とまではいかないが、少なくとも、横っ腹が痛くなっても笑いが止まらなくなるレベルなので注意
    基本的に真面目なイメージがある職業の警察官を主役にしたコメディ漫画で、私が特に強く推薦するのは、稲葉そーへー先生の『へ~せいポリスメン』だが、この『交番PB』は次第に並びつつある。次巻の帯に、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(秋本治)の主人公、両さんが推薦コメントを載せても、決しておかしくないだろう
    テンポのいいストーリーと、独特さが漂う絵柄が、とってもマッチしていると思う
    仙波のバカっぽさも魅力の一つだが、武田のマトモに見えて、警察官としてのモラルからズレているトコも笑いの渦を広げてくれる
    まぁ、これは私だけかも知れないが、この『交番PB』で大笑いできるのは、『田中くんはいつも、けだるげ』(ウダノゾミ)や、『まりもとくんこまってる』(かしわもか)を読んでいる時と違って、読んでいてもBL脳のスイッチが反応しないからだろうな。私の腐男子としてのレベルが低いだけにしろ、仙波×武田、花園×仙波と言ったカップリングが浮かばずに読めると素直に面白い
    この2巻が、私のお気に入りになった訳だが、その理由は、武田が警察官を志した理由が明らかになったり、ヒーポさんに弟分が出来たり、仙波が殺人犯として疑われたり、ってのもあるが、やはり、これまで無敵と思われていた花園さんに大ダメージを与える天敵、武田の妹・雛和ちゃんの登場が大きい。これからの登場と活躍に期待だw
    お勧めの回は、これまでモブ感が強かった足立さんが、一気に不憫キャラとして確立してしまった、#19 優秀な人間が、その熱意を空回りさせると、大概、面倒な結果になるんですよねw
    この台詞を引用に選んだのは、仕事の理不尽さに対する、怒りを通り越した憎しみが、これでもかってくらいに強烈に伝わってくるからだ。働くってのは理不尽さに幾度もぶつかるって事だが、たまには文句の一つも言いたくなるよな~

  • いつものハマチョー交番ネタと、武田巡査部長の過去話と色々楽しめる一冊。この漫画は、ギャグだけではなく、短いページの中にキャラクターを掘り下げるお話もあるから好き。

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著者プロフィール

ユニークでゆるかわなキャラ作りが話題の人気漫画家。代表作は『metro』『KOBAN』シリーズ。

「2016年 『愛犬わをん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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