- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344835726
作品紹介・あらすじ
高校生の頃の事故が原因で記憶喪失となった在澤啓杜は、ショコラティエとして小さな店を営んでいた。そんなある日、店に長身で目を惹く容姿の高宮雅悠という男が現れる。啓杜を見て呆然とする高宮を不思議に思うものの、自分たちがかつて恋人同士だったと聞かされて驚きを隠せない啓杜。「もう一度こうやって抱きしめたかった」と、どこか縋るような目で見てくる高宮を拒めない啓杜は、高宮の激しくも甘い束縛を心地よく思いはじめるが…。
感想・レビュー・書評
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啓杜のことが大好きな高宮。「好き」という気持ちが大きすぎて、ちょっと怖いくらいだった。記憶のない啓杜は戸惑うことは多かっただろうし、見ていて大丈夫かちょっと心配になったけれど、嫌でもなさそうだし問題ないかな?と思えた。
心配になるほどとはいっても、相手のことは本気で大切に思っているから、2人で幸せに暮らしていくんだろうな。と思った。 -
心優しい方に貸していただいたもの。出会えてよかった!
記憶喪失もので執着攻めもの。
受けのこが、前半は男らしくてちょっと硬派なところが好きでした。後半は、愛情が垂れ流しで、それも可愛らしかったです。
攻めのこが、良い感じに気持ち悪くて(褒めています)、特に出会ってすぐの「距離感のつかめない」話し方がツボでした。
途中、軟禁状態になるので、これが続いたらどうしようと受けがキャリアを積み上げていくのが見たい派としてはやきもきしましたが、ラストは二人とも大人な選択をしてくれて安堵。
タイトルの執着とチョコレートが後半で効果的に使われていてよかったです。
途中に出てくる過去編は、まさかそんなヘビーなものが出てくるとは思っていなかったので若干驚きました。あの先生は、どういう経過を辿って解雇されたのか…。 -
記憶喪失もので執着攻です。実は思い出すのを一番怖がっていたのは攻だったという。この人の書くお母さんも気持ち悪くて好きだ。